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目次
陰キャの俺の好きな子は炎になり消えた
雪見 白雪
第1話赤い
パチパチ、バキバキ音を立てて燃えている
同じ高校の詩音くんが、泣きながら、さけんでる。
星がよく見える綺麗な空のよるだった。
締め付けられる、胸と、震えるからだ、
詩音くんが消防士さんを殴ってる
行かせてくれー！
行かせてくれよー！と
キキー！キキー！
多分あの夜の事は一生忘れない。
怖くて、動けなかった。
なんで？
メキメキ音を立てて崩れ始めた
僕はその光景がぼやけて。
誰かに引っ張られその場から遠ざかった
僕は離れたくない
救急車の音
消防車の赤
嗅いだ事のない匂い
僕がここにいた事
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