第4話ルーズソックス

今から、20数年前、女の子は眉毛を細くしたり、ルーズソックスなるものを履いていた。今、女子高生の中で何が流行っているのか?知らないし、興味も無い。

時代により、流行り廃りがあるのだ。僕は眉毛を整えたり、髪の毛は高校時代は茶髪で大学時代は金髪だった。

そして、月日は経ち白髪がちらほら見えるお年頃になった。


僕は高校時代、彼女とにゃんにゃんする時、裸にはしたがルーズソックスだけは脱がさなかった。当時、何故か、ルーズソックスに興奮していたのである。


今さ~、飲み屋に行くと若い子に鼻の下伸ばしたオッサンを良く見かけるが、情けない。

女の子が嫌いな訳ではないが、普通の女の子はつまらない。何かの道を極めた、女の子が楽しい。

僕の周りには、キンキー、バンドのボーカル、トランスジェンダー、など面白い人種が数多といる。

常識を越えた話しが出来るから楽しいのだ。


しっかし、ルーズソックスは懐かしいなぁ~。嫁さんは5歳年下だからルーズソックス世代ではない。あれで、ルーズソックスだったら、額に脂汗をかいてしまう。

化粧を落とすと、眉毛は殆どないのだが。

だが、何カップか分からないくらい胸はでかい。夫なのに、風呂上がり下着のままの嫁さんを見ていたら、

「てめえ、どこ見てんだ?変態」

と、言われた。

あ~、あの日に戻りたい。ルーズソックスの彼女と遊んでいた時代に。

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