458、ドロンケン

 よこはま言葉で「酔っ払い」の意。明治時代、開国後に横浜港へ渡ってきた外国人と邦人の間で未熟な言語交流が行われたことにより、幾多の外国語が混合し日本語化されて発生したものが「よこはま言葉」とされる。酔っ払いは英語でドランカー(drunker)というのが正式だが、日本語化される過程でドロンケンとなったと考えられる。

 よこはま言葉にはユニークなものが多く、当て字を使って「寺」を「天保(temple)ハウス」と呼ぶのもその一例である。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る