　不適切な単語を伏せ字にする際、「ころす」→「〇ろす」のように単語の一部を記号に置き換えるのではなく「こ○ろす」のように、単語の中に記号を挿入する方式を指す。伏せ字としてはまるで機能していないが、意味のある文字列としては成立していないため検索避けとしては十分機能する。

　由来はアダルトゲームブランドのアトリエかぐや。こちらはボイスにピー音を被せる際の技法であり、例えば「ちんこ」という単語を隠す際に、「ち(ピー)こ」のように「ん」の部分に音を被せることで、前後の抑揚から伏せた部分を容易に想像できるようにするものである。さらに、「ち(ピー)ん(ピー)こ」のように発音の間のわずかな隙間に音を被せることで、元の内容が丸わかりだがソフ倫の審査を通過することができるという発展技法も編み出されている。文字列のかぐや消しはこれを応用したものである。