その振り子はもう振るな
川字
まえがき:前振り
振り回すものがいれば振り回されるものがいる。誰かが人を求めるならば、求められる人がいるのだろう。求心力には遠心力で釣り合うのだ。これは定理なのである。
煙に巻かれたみなさま、ごきげんよう。さてご存じのとおり、上のは格言でもなんでもない。ただの愚痴である。自己正当化である。私は愚痴を吐きたいのだ。そして、自らを肯定したいのだ。
そんなことを急に言われても、みなさまにおかれましては困るだろう。だが諦めてほしい。私の文章を読んでしまっているのだから。私はこれから自分語りを始める。隙を見せたあなたの負けだ。
私は人に振り回される。それはもう、ハンマー投げくらいよく振り回されるのだ。この引きちぎれるほどの遠心力をみなさまにご覧に入れたい。ぶんぶんと高速回転する振り子を見て、謎の躍動感を感じてくれ。そして引きちぎれたら、破片でも拾ってくれ。
とは言いつつも、これはコンテスト向けに書き始めたものである。文字数制限があるため、多くは書けない。ので、選りすぐりのエピソードをできるだけ思い出して披露しようと思う。許してください。
それでは、よろしくどうぞ。
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