第90話 密室の時間!? その2

(これをさくらに気付かれたら、今晩は絶対不味い展開に成る!?)

(この部屋で、お互い卒業を迎えるか!?)


 俺がそう思ったと同時に、さくらは右手を何時の間にか移動させていて、器用に俺の股付近をさすり始めていた!!


「!!//////」


「ふふっ…❤///」

「やっぱり、颯太さんの大きく成っています♪❤///」


 さくらはキスを止めて、いやらしい表情と口調を俺の真正面で言う!?


「……まだ、俺達は早いよ。さくら…!///」

「それにここは、ラ○ホテルでは無いし!!///」


 立場が完全に逆で有る。

 俺が言った言葉は普通、さくらが言う者だろう。


 さくらが俺を求めて居ることは完全に分かるが、俺は落ち着いた口調で言って、これ以上の行為は望ましくないことを言うが、さくらはいやらしい表情のままで言う!?


「え~~。私に来月まで待てと言うのですか~~?❤///」

「本当は先月も望んでいたのですよ~~。颯太さん~~♪❤❤」


 さくらは甘えるように言いつつ、俺の股付近をさっきより強めに摩り始める!?

 本当にそれ以上は不味い!!


 それにチャックの部分に、“ぞうさん”の先端が当たって痛い!?

 このまま……さくらとの関係が、一気に深まってしまうのだろうか!?


「ふふっ……今日は先の展開に、行かせて貰いますからね!❤///」

「颯太さん!!//////」

「颯太さんも、男なんですから覚悟してください~~♪❤❤」


 いやらしい表情に、陽気な強気口調も加えた、さくら!

 その表情に俺も『グッ』とは来るが……いや、来ては駄目だ!!

 さくらはあくまで男性何だぞ!?


(せめて初めては……女性の方が!?///)


 俺は今、さくらから逆レイプに遭いそうに成っていた!!

 俺はさくらを引き離そうと思ったが、さくらは全体重を俺の胸に掛けるようにくっついている。

 さくらは見かけの割にがっしり体型の感じだ。

 やはり……体は男性だからで有ろう。


 さくら器用に左手で俺を押さえつけながら、右手では俺の股付近をズボン越しで有るがかなり強めにこすっていた!!


(……これだと、俺が『きゃ~~、助けて~~!』と叫ぶ立場だよ…)

(実際そうすれば俺は絶対助かるが……カラオケ店のスタッフや、他のお客さんから見れば『うらやまけしからん』の目線や表情で、絶対に見られるよな!!)←大汗


 男性が女性に襲われました(さくらは男性で有るが周りはそう見ない)なんて、只男性の恥で有るし、さくらと俺は恋人関係だ。

 じゃれ合った関係で終わる可能性も有るし、それに余り大事にするのもよろしくない。


(さくらはまだ高校生だ…)


 俺が喚けば全て終わるが……この恋人関係も、終わりを絶対に迎えるだろう!!

 本当は終わった方が良いかも知れないが、それをするとさくらが不幸に成ってしまう。

 俺もさくらが好きで有るが、体の交わりはまだ早いと思うだけだ。


(何処かで止めなければ成らないが、流出の恐れが無いなら有る程度は……)


 俺は心の中で色々と悩むが、月に一回しか逢えない関係は、しばらくと言うか絶対に続くし、さくらは思春期真っ只中だ。

 さくらが今晩、何処まで進めたいかは俺には分からんが、有る程度はさくらの好きにさせるべきだと俺は考えを纏めた!?


 俺がそんなことを思っている間でも、さくらは俺の“ぞうさん”をズボン越しでは有るが遊んでいた!?


「はぁ~~❤」

「ズボンからでも、しっかりと元気なのが分かります♪❤///」


「もっと、元気に成って欲しいですから今、外に出して上げますからね♪❤//////」

「颯太さんの”ぞうさん”♪//////」


「えっ!?」


 さくらは恥ずかし嬉しそうな口調で言いながら、俺のズボンチャックを勝手に下げる!?

 さくらはいとも簡単に、ズボンチャックを下まで下げた!!


「うっ……❤」


 大きく開いたチャックの隙間に、さくらは右手を忍び込ませて、“ぞうさんの鼻”部分をまた器用に掴む!!


「……ガチガチですね♪❤///」

「颯太さんは……私のことを、本当に求めてくれているのですね❤❤///」

「嬉しいです♪❤❤」


 頬を染めながら、満面な笑顔で言うさくら!//////

 男性がよろこぶ美少女笑顔をしたら、俺の“ぞうさん”は更にさくらを求め始める!?

 俺の貞操はこのまま、さくらに奪われてしまうのか!?

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