第55話 本当の恋人宣言!

「変な話しだけど……顔だけ見ていれば、俺はさくらを凄く求めている!//////」

「あっちの方は……本当にまだ先だけど、好きだよさくら//////」


「颯太さん!!//////」


 助手席に座っているさくらは、運転席に座っている俺に目がけて、勢いよく俺の胸元に抱きついてきた!!


『ズドン!』


「嬉しい!! 颯太さん!!」

「その言葉を待っていました!!//////」

「颯太さんの本当の気持ちを!!//////」


 俺の胸に顔をうずめるさくら!

 俺はそれを思わず両手で抱きしめる!

 やっぱりと言うか……骨格が結構しっかりしている感じだ。


「……颯太さん。嘘では無いですよね!//////」


 さくらは俺の方を見上げて、嬉し泣きしながら言う。

 本当に可愛い泣き顔だ……


「嘘は付かないよ…。さくら//////」


「颯太さん!!//////」


 俺がそう言うと、さくらは再び俺の胸に顔を埋める!!

 もう、ここまで来ると、さくらが女性に見えて仕方なかった。

 そして、さくらは女性と、俺の脳が意識し始めると……


(やば!)

(俺の生殖器がついに反応を示し始めた!!)


 俺の体が、さくらを女性として認識を始めていた。

 俺は興味本位に負けて、抱きついているさくらの、スカートの有る所に手を触れて見ると……


「あっ…!♪//////」


 さくらが弾んだ声を上げる!!


(やっぱり……見かけは女性でも、彼処ぞうさんはしっかり男性だな!///)


「颯太さん……。私は本気ですよ//////」

「私の立派な“ぞうさん”も、颯太さんを狙っています!///」


「!」


 さくらはエロい表情でそう言い終えると、俺の唇を求めてさくらの唇が近付いてくる!!


「んっ……!」


「……さくら///」


 一回目は拒んだキスも、二回目はすんなり受け入れる。

 初めは唇同士のキスだが、直ぐに本格的なキスに移行する。


(さくらは本当に積極的だな!///)

(公共の駐車場で、こんなことして大丈夫か!?)

(おまけにまだ、さくらは高校生だし!!///)


 駐車場は人の往来の少ない、駐車場端の方に停められたが、場所が駅で有るため安全とは言いにくい。(人目に付く意味!?)


「颯太さん……もう少し良いですよね///」


 さくらは頬を染め、目を半分細め、本当にいやらしい表情で舌を出しながら俺を求める!!


「うっ、うん……」


 俺が頷くように言うと、さくらは俺の舌をさくらの舌と絡ませる!!//////


「へへっ…嬉しいです…//////」


 このキスが終れば、最低でも来月まではさくらと直接会うことは出来ない。

 それに最初は同性同士で、嫌で有ったキスも、今では素直に楽しめる様に成っていた!?


「んっ、ふぅ……//////」


 さくらは本当に積極的に俺の唇と舌を求める!

 この行為で、俺の“ぞうさん”は完全大人になっていた。

 さくらの仕草でこう成ったのか、心が求め合っているからこそ、こう成ったのどちらだろうか??


「!!//////」


「ふふっ!//////」

「颯太さんの“ぞうさん”も、ズボンの中で苦しがっていますね!///」

「女性姿の男性さくらは好きですか!♪///」


 さくらは器用に、いやらしい表情でキスをしながら、右手で俺の股付近を刺激を与えるようにさする!!

 中々、テクニシャンでは無いか!//////


「……さくら、これ以上は不味いよ!」

「ここは駅の駐車場だし!///(汗)」


 今のさくらだったら、俺のズボンのチャックを下ろして、俺の生殖器を屋外に解放させる勢いで有った!?

 幾ら車内とは言え、それをされてしまったら大事に発展する!!


「私のを不意打ちで触ったバツです!///」

「お互い……早い段階で、本当の大人に成れそうですね!//////」


 さくらはエロい微笑みをしながら言う。

 本当にさくらは性急すぎる!!

 恋はゆっくりと成長させるのが面白いに!?

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