第3話 泡風呂
私は泡風呂が大好きなんですよ。
あの泡って、水面からの放熱を抑える効果もあって
私のような長風呂派には良いんですよね。
自宅のお風呂を泡風呂化するのって簡単でしてね、
Amazonで泡風呂で検索すればいろんなのが出てきます。
私のは小さいペットボトルぐらいの装置を蛇口にセット
してその中に泡風呂専用の洗剤をいれるんです。
後は普通にお湯を入れれば泡風呂になるんです。
泡風呂に浸かってぼんやりと妄想にふけるなんて至福の時間だとは思いませんか?
で・・
その泡を見ていて思ったんですです。
その泡の一つがカルチャーだとしますよね。
男カルチャーとか、女カルチャーとか・・
大人カルチャーとか、子供カルチャーとか・・
泡のひとつひとつが個別の文化だとします。
小さい泡はサブカルでもっと小さい泡は部活とか家庭のミニカルです。
子供が虐められるとしますよね・・
大人に「どうして言わなかったんだ!」とか言われても言える分け無いですよ。
大人とは文化が違うんですから・・
ルールとか価値観が違うのにね。
言ってもしょうがないと言うか、分かってもらえないからね。
言ってもなんの問題の解決にはならないですよね。
でも変じゃあないですか・・
大人だって以前は子供文化に属していたわけですから、子供文化の価値観やルールは知ってるはずですよね?
そこなんですよね・・
子供の泡から大人の泡に移ると見えなくなるんですよ!
大人文化に洗脳されて子供カルチャーの世界観を失うんです。
ふだん普通に生活していても本当はコスプレカルチャーにドップリって人がいるんですが、ふだんはコスプレイヤーだってこと隠してるんですよ。
隠してもね・・普通の人は髪を緑に染めないからね(笑)
彼女は行ったり来たりしているようにも見えるし、自分を押し殺しているようにも見えるんですよ。
いちど聞いてみたいんだけど・・
で・・
私はどうなんよ!
どこの泡に属してんのよ・・
私のような変態の事を心理学では境界性人格と言うらしいです。
つまり泡の中ではなく、泡と泡の接触面に住んでいるんですよね。
だからどちらの事も理解できるんだけど、泡の方には入っていけないんですって。
つまりね・・
私は私のような境界性人格の人でないとお友達になれないのです。
ネットで境界性人格障害ってググってみてくださいよ。
ろくでもない事ばかり書いてあるから(笑)
でも・・当たってるんだよね・・(笑)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます