第2話 普遍的事実

世の中には普遍的事実というものがあります。

普遍的という意味は・・

全てのことに通用する・・とか

何にでも当てはまる・・とか

まあ、だいたいそんな意味ですよね。


我々人間は、大きな物に気を取られがちです。


大きな星・・

大きな山・・

大きな岩・・

大きな樹・・

大金持ち・・


何故か我々は大きな物に惹かれるのです。


しかしです・・

それが災いして、別の真実を見失います。

その別の真実とはなんでしょうか。


大きいものより中くらいのものの方が遥に多く・・

中くらいのものより小さなものの方が絶対的に多い・・

と言う普遍的な事実です。


その総量においても小さいものの方が完璧に多いのです。

星でも・・山でも・・岩でも・・樹でも・・

お金でも・・小さなものの方が圧倒的な総量になります。


大きなものは大きさにおいて優位に見えますが・・

小さなものは、数とか総量において絶対的に優位なのです。

この事を忘れない事が大切ですよ。

この事を見据えている人が成功するのです。


例えば・・

1人の10億円より、1億人の100円の方が総量では多いのです。

だから政府は、お金持ちのお金よりも貧乏人のお金を狙うのです。

消費税とはそういうものです(笑)


例えば・・

月4回の外食で500円づつケチって節約するより・・

毎日の食費で1食50円節約した方が効率がいいのです。

500×4=2000円

50×3×30=4500円


例えば・・

大きな生物の新種を見つけ出すのは不可能に近いのですが・・

小さい生き物となると、未発見の生物の宝庫です。

2ミリ以下の昆虫などは、未発見の物が数千種いると想定されています。

まして菌やバクテリアやウイルスとなると想定すら出来ません。



ネットやテレビでは騒がない、誰も注目しない小さなもの・・

そこに目をやる事が大切ですよ。

くれぐれも、小さいものを過小評価しないようにしてくださいね。


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