やっぱり現実なんてロクなもんじゃない。
知足湧生
ボッチは主張する。女は俺の敵だ
「こんな街なんて嫌いだ」
一瞬でもフラッシュバックして欲しくない思い出が染みついた場所だから。
毎日学校に通い、休み時間を読書で消費して家に帰ってもゲームに勤しむ日々。
こんなふうに過ごしていて、いつか何かが変わる日が来るだろうか。
俺がまだこう思うようになってしまう前の頃に戻りたいと、無意識のうちに願ってしまうことも実は稀にあったりする。
それを紛らわせるためか最近のマイブームで、現実逃避の手段としてパソコンでネット小説を読み耽っていたりもする。
異世界ファンタジーやラブコメものを読んでて飽きる事はなく永遠に時間を潰していられるのだ。
「……けどいくらCtrl+Zを押しても戻れねえんだよな……あの頃に」
──ふと、過去で1番恥ずかしかった黒歴史が頭の中で再生されていく。
※
中学生時代のとある放課後の図書館にて。
俺はいつも学校が終わると図書室に寄っては閉館間際まで読み耽っていた女子に、2人きりになったタイミングを見計らって告白をしている真っ最中だ。
いや色々と大事な階段をすっ飛ばしていたとも言える。
「……なので、ユウカさんのことがずっと好きでした!僕と付き合って下さい!」
ユウカが帰ろうとしていたタイミングで勇気を出しては呼び止めて、つい長い間をかけて膨れ上がった一縷の思いを告げてしまった。
一瞬だけビックリしたような感情を表現すると一歩足を後退させたのを頭下げた時に視界の上辺で見た。
俺は90度のお辞儀を意識して実行する前に消毒で綺麗に拭いた右手を彼女へと差し出していたため、向こうの表情は見えていなかったが間違いない。
その子は眉を顰めながら心底困っていた表情を浮かべて言い訳を考えていたはずだ。
するとやがてその女の子は困惑めいた声のトーンを隠すこともなくこんなセリフを吐き出すように言った。
「──これからも友達としてじゃダメかな」
くっ、やっぱり無理だったか……だがここで諦める訳には行かないのだ。
ここが正念場だ!俺は君を簡単に諦められる程の恋をしていないのだ!
ここは心の内側を全て曝け出してやる!俺の愛情を受け取ってくれっ!
──もう俺には君しか居ないんだッ!!
「そこをなんとかお願い!!どうしても君と付き合いたいんだ!」
俺の心に燻る情熱はそう簡単には消えないのだ。なぜならこれは身勝手なのかも知れないが君と少しずつ話し合い、関わり合うことで発達した愛の炎だからだ。
たとえ毎度そのやり取りがたった3セリフ程で終わるラリーだったとしても。
「いや、だから……」
苦笑を浮かべながら両手を小さく振って少し引いてる我が愛しの君。
だがここで引いたら試合終了だ。だったら持て余してる燃料全て投下してやる!!
俺はこの瞬間のために生まれてきたのだ!何がなんでも君を手に入れて見せる!
「ぶっちゃけ結婚したい!!俺のお嫁さんになって下さい!!」
「…………はっ!?」
「そのあんぐりと口を開いた不意をつかれた時の顔が可愛過ぎるんだ!!もうまるで森に佇む妖精さんのようだ!!これからも俺の周りをヒラヒラと飛び踊ってくれ!」
「ぁ……っ……」
嬉し過ぎて声も出ねえか?そうか嬉しいのか。ならもっと伝えなければ!あなたは自分のことがどれ程美しいのかを知らないんだ!それを思い知れ!
「いつも思ってたんだよ!俺の斜め前の席でその読書してる時に、その麗しい大和撫子の如く美しい顔がフッと微笑むときに、いつも見惚れていたんだ!!」
「あんた完全にラリってるじゃん!!覚醒剤やってんなら今すぐ警察呼んであげよっか!?」
俺は薬なんてやっとらんわ。ただ「恋愛運気アップ」のおまじないがかかってる伝説の古代液体を毎日摂取していただけだ!これは最早ビタミンだ!
「失敬な、俺はいたって大真面目に君を愛している!!警察を呼びたいのは俺の方だっての!!いいかその驚愕してるときに大きいお目めが更にデカくなるその顔!!ぶっちゃけ犯罪なんだよ可愛すぎるから!!俺の隣へずっと無期懲役にしてやりたいぞ!」
「マジで意味わっかんない!!あんたどこかで頭でも打ったんじゃないの!?頭沸いてんじゃん」
「ああどうして俺の愛が伝わらないんだ!ロミオがジュリエットを思う気持ちがわかってしまったよ!あなたは美しい!そして俺は君をこれからもずっと隣で眺め続けて居たいんだ!!」
「絶対に嫌よ誰があんたみたいなキチガイと恋人になるってのよ!!言い回しもマジでキモいから!」
「俺はいたって大真面目に君を愛している。これからも一緒に手を繋いで登下校したり、抱きしめ合って愛を囁き合って、その柑橘系の香水もずっと嗅いでいたいんだ!!」
「キッショ!!マジでどうしようもない変態じゃん!!ていうか色々といきなり過ぎてキモイんだけど!?」
「当然キスもその先もユウカと一緒に冒険していきたい!そしてゆくゆくは進学して仕事するようになったら結婚したい!!子供も2人作ろう!!だから、もう俺にはユウカしか居ないんだ!!俺に、ユウカの生活の一部を歪める権利を俺にくれ!!」
「無理に決まってんでしょアンタみたいなキモオタと常時隣り合って行動してたら私の脳味噌まで、その脳内お花畑状態のウィルスが感染するでしょ!!」
「違う、これはウィルスじゃない!!あなたを愛することで自分の人生が幸せになる特効薬だ!!」
「…………」
「僕もユウカも幸せになれるんだ!いや僕は絶対に君を幸せにしてみせる!だから僕と結婚が前提のお付き合いをして下さい!!」
再び頭を下げて右手を差し出す。
「…………」
返事を考えてる最中だろうか。だったらここは男らしく寛大な心構えで待っててあげようか。
「──いや本当無理だから」
え。
切り替えられた声のトーンに加えてあまりにも衝撃的な言葉選びだったから唖然としたまま彼女の表情を見てしまった。
というより俺を凍死させるかの如く冷え切った瞳でただただ見下ろすユウカがそこに立っていた。すると案の定。
「あなたの事は友達までとしか思えなかったから」
それまで浮かべていた苦笑が真顔に変わるどころか、俺のことをゴキブリを見るかのような目で見ている程だった。
これが女子の本気の拒絶するときの様子なんだと人生で初めて思い知らされた。
「──サヨナラ」
その子はもう俺を振り返ることもなく図書室を出て行かれてしまった。その背中にかける言葉が喉の奥から詰まったかのように出てこなかった。
いやあの突然変異した声が鼓膜に響いたときから呼吸が止まったような錯覚すら覚えた。
それにしても──友達。トモダチ……ともだち?
確かにその日にユウカは「これからも関係を継続させない?」というニュアンスで発言した覚えがあるはずだと思うんだが……そうだよな?
なのにアレ以降、ユウカと会話をする機会が残っていたどころか、図書室で見かけることすらもがバッタリ無くなったのだ。
「ねね、それっていつも端っこでボーッとしてる人のことよね」
それどころか翌日から教室の奥から明らかに俺のことを馬鹿にしたような笑い声や、悪意としか受け取りようのない弄りや罵詈雑言が飛ぶようになってしまった。
音源の方角は主に俺が告白した女の子本人と親しい友人たちからだ。
「……あぁ……うん、そうなんだよね……」
読書をしながらもギリギリ視界の端っこで彼女が本人たちがチラチラと俺の様子を見ながら喋っていたのは言うまでもなかろう。
そんな類の会話が昼休みまで全ての休み時間に聞こえて来る度に、俺の中で何かがすり減っていった。
「うわ〜やっぱりキモい。最悪だよね」
俺をゴミを見るかのような目で遠くから見下ろしてくるユウカの友。
「アッハッハッハ〜必死って感じでマジウケるんだけど」
腹筋を痙攣させながら大笑いするギャル友。
「ユウカもやっぱり直に話しかけられてキモいよね?」
彼女の友人達が本人に感想を聞いたので、俺もつい目の前の文字を追うのを一時中断してしまった。
「うん。ほんとキモかったね……アハハハハ……」
振られたからと翌日に長年の気持ちが簡単に切り替わってくれるはずもなく、ついに本人にもトドメの一撃をぶっ刺されたことで俺の心が耐えられる訳がなかった。
直後にパッとトイレへと逃げてしまい何かと理由をつけて学校を早退したのだ。
そしてこの日以降、俺は女子との交流を強制的に断絶させられたのだ。まあ最初からあまり話してこなかったからあまり影響が無かったとも言えるんだが。
クラスでトップカーストの人間から嫌われるとはそういうことなのだ。この日を境に俺のボッチライフに拍車が掛かったのだ。
※
以上、数ある黒歴史の片鱗でしかない回想終了。今思い返しても軽く死ねるような痛々しい思い出だから猛烈に頭を抱えて叫び散らかしたくなるような案件だ。
「んがあああああぁぁッッ!!」
リア充たちはそれを甘酸っぱい青春の思い出と、過去の記憶を綺麗さっぱりに美化する能力に恵まれているようだが、俺の場合は全くそんなことが無く。
1人で過ごす日常がすっかり定着してしまっているため、ああいう記憶を心の底から楽しいと思える思い出作りで塗りつぶすようなイベントが無いという訳だ。
だからといって良く今の俺のクラスで騒いでるイケてるグループに、自分から混ざりたいかと問われると全くそんな事はない。
なぜなら俺が放つ根本的な波長が彼らと決して相容れない気がするからだ。
『お前は俺たちのように楽しく騒ぎたいとは思わねえの?』
かつて中学時代のリア充グループ所属のモブに興味本位でこんなことを問いかけられたことがある。そして改めて自分を取り巻く現状、環境と学校生活を軽く振り返ってみても、自ずと出てくる答えは1つだった。
「リア充だ?くっだらねえ。俺はボッチを貫く!」
非モテ童貞コミュ障の陰キャだってそれなりに楽しい毎日を送っているのだ。
まあ当時はつい「僕は読書が生き甲斐なんだよ」なんてカッコつけたのを覚えているから恥ずかしかったな。あれじゃあ変なプライドを持ち合わせてるみたいで痛いヤツに見られてただろうな。何年経ってもそう振り返ってしまう。
けど今考えてもやっぱり現状維持が1番だよな。決して無理をすることなく無難にやり過ごすことで自分の平和を守る。そうしていれば大きな幸運に恵まれることは無いだろうが大きな不幸に苛まれることも無いだろうから。
「んなことより新作売れ残ってると良いな……」
そんなこと思いながら学校帰りの放課後に最近行きつけの書店へと辿り着いた。自分がシリーズを追いかけてる程の好きな作者が新作を書いたのだ。
一般文芸の棚を物色していると奥の棚で本日発売の新作が見つかった。見たところ最後の一冊だったようなので急いで向かうことにした。すると、
「「あっ」」
どうやら人とぶつかってしまったらしく、相手が手に抱えていた数冊の書籍が床に落ちてしまった。お、過去にも俺が読んだことがある作品のタイトルだ。
どうやら目の前の人は良い趣味を持っているようで見る目があるな。仲間を見つけられたようで少しだけ明るいなる。これもオタクの性ってやつな。
「す、すいません」
ともかく反射的に謝罪した。なぜなら俺も本を愛している以上大事な大事な書籍に傷がついてしまうような真似だけは許し難い行為なのだから。相手がどう思っているかは知らないが俺は自分がされて嫌なことは人にやり返したくないものだ。
クラスの人間とすらあまり話さないから、久しぶりに親しくない人間との会話イベントが発生してしまい、つい吃ってしまった。これは喉の方が渇き切ったりして普通に喋ろうとしたら咳き込んだりしてしまうことも良くある現象の1つだ。
不慮の事故とはいえ相手に損を与えたのは事実なので謝ると本拾いを手伝う。
俺は落ちた面の裏の埃や小さな汚れを手できちんと払った。
「……ふっ……」
よく見たら落とした書籍の所々に落下でついてしまったのか、外側にのみ変な折り目や斜め上にシュッと紙が跳ねて削られてしまってる場所が出来たようだ。
本の虫でもある俺からもすればこれは非常に申し訳ないことをしたと改めて思った。これは流石の俺もさっきの行動を後悔せざるお得ないザマだった。
「──チッ」
床に落としてしまった3冊のうちの1冊を相手に渡すと、藍色を基調とした制服に青色のスカートが目に入った。
つまり相手の女性は俺と同じ
──ってそんなことよりも聞き間違えじゃなければ俺は今舌打ちされたのか?
「ん?」
向こうもがしゃがんでる状態で床に触れないスレスレな程に伸びた青色の髪を辿っていくと、目がクリッとしていて鼻がシャープな日本人らしい美人の目鼻立ちな美しい小綺麗な顔が目に映った。
見惚れてしまう程にとても綺麗な人だなと思ったんだが、
「──はあ、最悪ね」
そんな明らかに俺に対して嫌悪を込められたセリフに唇が引き攣って左側だけ軽く歯を噛み合わせてしまう。俺から本を受け取るとそのまま俺を軽く睨む。
「……っ」
その特徴的な外見故に俺はこの少女を知っているが、いざ遭遇してみると衝撃が思ったよりもデカくプロフィールの参照がエラー状態に。それにしてもため息をこぼしたいのは俺の方だっての。またこんな展開かよマジで嫌になる。
──ふとまた過去の恥ずかしい告白場面がまたフラッシュバックする。
それで俺は何を学んだのか、しっかり思いだせ俺!そうだ忘れちゃいかん。
──そうだ相手は女の子だぞ。
女の子とは男の子に気がある素振りを見せつけて周りからの評価を上げては「あたしって価値が高い」という承認欲求に酔いしれて、更にそれを満たそうとあらゆる手段を用いる愚か者どもなのだ。
目が合うと笑顔をこちらに向けたり、ボディタッチしてきたり、ちゃっかり自分の刺激的な服装を男に晒しては男女交際をチラつかせる理由。それは全てそこに集約されるのだと試練を潜り抜け切ったボッチが悟った人間社会の摂理なのだ。
端的に言うと、俺の敵だ。敵は?殺す……と主張したいところだがそれはゲームの画面越しの世界に限る。ああいう輩をゲーム内のCPに見立ててステージの画面外にぶっ飛ばしたり、ほくそ笑みながら狙撃でその眉間を撃ち抜くに限る。
とは言えいつまでも構ってる場合じゃないのでお辞儀すると先に行こうとする。
「──ちょっと」
そう思っていたら目の前の少女にすっかり目の敵にされて引き止められた。
「謝罪もしないでこのまま立ち去ろうだなんて、非常識じゃないかしら?」
いきなり何を言い出すのだこの女は。
「謝罪なら本を拾うときにしただろ。俺も本気で申し訳ないと思ってたんだよ」
目の前の女が露骨に舌打ちするまではな。
「誠意がまるで感じられなかったわね。あなたが犯した罪の重さを自覚してないのかしら?」
自分のことを天竜人とかでも勘違いしてる脳内がお花畑野郎か?
いくらキャラ設定といえども限度ってものがあるだろ、流石に痛々し過ぎるぞ。
厨二病の風上にもおけんぞ、このアマっ!
「書籍を落としてしまったくらいで大袈裟だろ。それにそう感じたならそれはお前が人からの謝意を素直に受け取る感受性が欠乏してるからだろ」
「人の物を損傷させる可能性があったのに、それは無いんじゃないかしら?」
「まだ買ってすらいないのにもう私物扱いした気でいるのかよお前は」
「もしもの話でしょ。仮にドリンクを持っていたら今頃は床に溢れていたのよ?元はと言えばあなたが早歩きで激突してくるからじゃない」
「不確定な未来を語るなよ。そんな水掛論を追求する価値などない」
「確定した未来など無いから常に私たちは最善を尽くすんでしょ?」
「確かにそれは俺にも非があったのは認めるが、すぐに対処出来なかったお前にも一部の責任があるだろ」
「一方的な加害者が何をのたまわってるのかしらね?」
「この世の全ての不利益は当人の能力不足なんだよ。仮にお前がずば抜けた反射神経を持ち合わせるほどに格闘術と向き合ってたなら、こんなことにはならなかったろ」
またイライラが募ってきたのか語尾も慌ただしくなっていく俺たちだった。
「チッ、ほんと気に入らないわね。そうやって論点すり替えようとする人なんて」
「良い加減に話をする度に舌打ちするの辞めてくれないか?」
「あなたが今すぐ私の目の前から消え失せてくれたら辞めるわね」
「チッ、これだから女って面倒臭え」
「……はあ、願わくばあなたのような人間とはもう会わずに過ごしたいものね」
過去に経験したその悪夢を再び蘇らせないためには相手に最初から嫌われるのが一番だが、今の手応えでは半ば目的は達成されてることだろう。俺は目の前の子に与えたであろう第一印象をそのまま維持するために素気ない態度を強調することにした。
「それはこっちから願い下げだな。ふんっ」
結果的に鼻から息を噴き出して不機嫌そうに目を逸らしただけになったのはご愛嬌。いや俺は元々人と喋るのが面倒臭いってだけなのだからこれで良いい。
「チッ」
最後に俺をもうひと睨みした上でさっきのよりも大きい舌打ちをすると時間の無駄だと悟ったのかいそいそと会計の方へ消えていった。
いや俺なら綺麗な書籍を買い直して行くんだが、まあもう俺には関係ないしもうどうでもいいや。
今のは悔しいながらも手持ちのポケモン達が負傷した状態で草むらを進んでいたときに、たまたま偶然に伝説のポケモンと遭遇してしまったような状況なので引き摺ったら負けだ。
「……はっ」
障害物が向こうから勝手に消えたことに感謝の念すら抱いて目的の場所へ向かった。すると残念ながらラスト1冊だった目的のブツはすでに他の誰かに掻っ攫われてしまっていたようだ。
なぜなんだよ!!もう!!またかよ!!って手の甲を噛み砕いて巨人化できたなら、今すぐ世の中の女の子どもを駆逐してやりたい気分だ。一匹、残らず、ひーっ。
少し前にも何かしらのトラブルで目の前にぶら下がっていた餌を横取りされてしまった経験があるからな。
「……はあ」
最近はついてないな……けど今日の出来事もきっといつものような細やかな悪いイベントなんだろう。
俺は別に普段の行いで誰かに迷惑をかけてるような悪事は行った覚えもないんだけどな。猛烈に気が引けるが仕方ない。
近くの店員さんに在庫を聞きに行こうか。どうせもうあの子と学校で話すことはもう無いだろうから気にしないでおくか。さてさて店員さんはっと……。
──約1週間後に最悪の形で彼女と再会することをまだこの頃の俺は知らない。
【──あとがき──】
プロローグを読んで下さり誠に有難う御座います!
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次話以降は3000字以下に抑えてますのでパッと読めます!
新作の小説を連載し始めたので、その宣伝をさせて頂きます!
https://kakuyomu.jp/works/16816927859703181429
読者の皆様へ、ほのぼの純愛を基本とした学園✖️ブレイクダンスものを執筆し始めたので、是非ご一読なされて下さい!
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