第43回「資格と死角」視聴後

(2022年11月13日 第43回「資格と死角」視聴後)


 実朝が子供を作らない性癖だという事は、周囲も勘付いているので、公暁を養子にして四代目の鎌倉殿にする案は、至極真っ当なのです。

 でも、御家人のパワーバランス争いで発生する刃傷沙汰を何度も目撃して、将軍職からは子供たち孫たちを遠去けて、誰も手を出しそうもない「皇子様」を将軍としてお迎えして緩衝材にする政子の案も、妙策です。

 どちらも良い案に思えちゃうなあ、今考えても。

 後者の案が実行されても、公暁には「別当」という武士としては最高クラスの役職に就職出来たし。


 やはり、義時に父を殺されたという過去。

 許せないよなあ。

 どれだけ厚遇されても。

 大人しく隠居してくれなかった、頼家の自滅とはいえ。

 公暁の暴発の確率を、義時はそんなに低く見ていたのだろうか?

 高かったら、先手を打っていた筈だから、復讐には走らないと見ていたのだろうけど…

 挙兵するかどうかで、測っていたとしか。

 三浦の保護下だから、安心しちゃったかなあ。

 三浦なら、絶対に知らせてくれるだろうと。

 シン・ウルトラマンを観ていないからなあ、義時。



 今回は、これまでにいたしとうございます。

 アテブレーべ、オブリガード。




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