北条政子「♪そうよ私は さそり座の女」 

(2022年7月24日 第28回「名刀の主」視聴後)


 北条政子(小池栄子)の存在感が、今回から格段に上がっています。

 洗練された「影の実力者」的なオーラが放出されて、凄い事になっていますよ、もう。

 初回の田舎の武家娘から、尼僧姿のゴッドマザーへの変貌を見届ける事が出来て、視聴し続けた甲斐があった。


 今回は頼家が「父・頼朝を超えてみせる!」と意気込んだのに、やった事は「狩りの旅、市内パトロール、不倫」という(笑)

 いや、笑い事じゃねえ。

 ヘイトの集め方だけは、父・頼朝を軽々と超えちゃいました。

 頼家が暗君だという予備知識を持っていても尚、呆然としています。


 仮に頼朝が急死せず、将軍職を交代して大御所として頼家を見守るという経路を辿ったとしても、やはり頼家は同じ末路を迎えたと思う。

 時政でなくても見限るであろう程に、「政治家としての適性が全く無い」トップは…

 この頼家の一件があったからこそ、後の武家社会は、後継者の人選に「長子がアレだったら、廃嫡してでも他の候補にしておこう」となる訳で。




 今回は、これまでにいたしとうございます。

 アテブレーべ、オブリガード。






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