第8話偶然
先輩はキャバクラにハマってた。
今までハマりはしなかったけど
良い子みつけたんだよ!と
1人の先輩が結婚しているのに。
毎週通っていた。
嫁は大事だよ。だけどあの子は別なんだよ
マイナスイオン出してんのかもな。
癒されるんだよ。本当に。
先輩はその子の話しばかりするようになった。
惚れて押して押して結婚したのに
他の人に癒されたい、気持ちがわからなかった
天性なんだろな。妖艶で吸い込まれそうで
キャバ嬢なのに。水っぽさがなくて。
お酒飲めなくてさ。透明な感じでさ
華奢で、優しい声でさー
話しを聞いていた他の先輩が
佑月のクリオネちゃんの話しみたいだな。
え?
まさかねえ。
本名は言わないしキャバ嬢は。
だけどクリオネに近いな。
佑月あの子なら
佑月も、ハマるかも
連れてくから行こう!
イヤですよ。キャバは信用できない
試しに行こうぜ。
似てるかもしれないだろ?
梨花に似てる人なんていないんですよ。
だから童貞のまま生きてるんですから
まあな
そりゃそうだな。
海外でも行ったのかな?
なー。
だけど佑月最近
出かけな過ぎだろ?
行こう!今週な!
先輩がクリオネちゃんに会いたいだけですよね?
まあな、
だけど奢るからな!皆んなでクリオネちゃんに
マイナスイオンもらいに行って癒されようぜ。
仕方なく週末久々にキャバに行く事になった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます