それでも時は足を止めない。
誰かが寒いジョークを言っても、私の大切な人が死んだとしても、世界を壊滅させる出来事が明日起こるとしても。
それでも時は足を止めない。誰もが同じ1秒間。
遂に人々は皆、時間の自由を求め、そのほかのことに目を向けなくなった。
だから、その1秒だけは長かったと思う。
人類は最期に時間から弾き出された。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます