五族共和

 これも佐渡です。

 満州国のモットーですね。ただ、調べるに中華民国もまた違う五族共和を提唱していたようです。そしたらちょっと頭ごなしに非難に使ったことは申し訳ないですね。


 満州国の用法では、「和(日)・韓・満・蒙・漢(支)」の五民族が協調して暮らせる国です。

 今見れば、思ったより多民族国家ですね。確かに種族が違います。


 ただ、満州国が日本の傀儡(かいらい)であったという見方がありますし、鉄道駅でも第一言語が日本語でしたし、日本語教育ばかりしてましたから、共和させる気がないのではないか? という非難の意が僕の中で強いです。

 これは見方次第ですがね。逆に、共通語が使えれば誰にでも出世のチャンスがあった、という見方もあります。特にこの辺は顔が似てますから。

 しかも、皇民化教育なんて、別に日本だけがやった事ではないです。英語、スペイン語が多い国があるのはなぜか? なんで韓国人がプロテスタント教会に入ってるのか、そう考えれば分かります。まあ、後者はもう、理解ができないのですがね。

 なぜ、日本神道はだめだとして、多くの寺がある仏教じゃないのか、とか、韓国の取り合いをしていたのは日中露なのに、まったく部外者なプロテスタントが一番信仰されているのか。

 これは、アメリカの占領政策と、日本神道の抹消が同時に行われた結果なのでしょうかね。日本神道が抹殺された宗教の空白地帯に、占領軍であるアメリカがプロテスタントを布教した、という。


 皇民化政策が受け入れられる、という意味ではないことに留意頂きたい。

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