一盃口の頻出単語

太平天国

　佐渡です。どこにもない国（エラスムス）、つまりユートピアの一つとして捉えましょう。

　清の末期頃だったか、アヘン戦争あたりで、王朝に対する国民の怒りが沸き起こり、洪秀全という人間が打ち立てた国でした。しかし、洪秀全の独裁が目立って、しかもハーレムみたいなものを作り始めて国民に見向きもしなくなったため自滅した、そのように知ったかぶった自分は捉えております。

　この言葉を用いると、ユートピアの希望感は残しつつ、それが誤りであるという非難をこめることができます。