サードプレイス

観光や、行動経済学などでよく出る単語ではないでしょうか。


 人間の行動域についての単語です。まさにあなたの行動ですね。あなたは、平日はイエのベッドから目を覚して、朝食を食べて、着替えて会社、学校へと出かけます。

 この、あなたのイエが第一の場所です。ここではあなたの家族と近隣住民と行動をともにします。(独り暮らしを除けば)そして、第二の場所が会社、学校になります。ここでも、またイエとは違う社会集団、しかし、常に一定の集団と行動を共にします。この時、自分の行動するルートは、イエから学校までの一本だけで、毎日同じ道を往復することになりますね。僕だったら春日市の家から、博多南駅に行って、新幹線に乗って博多駅で降りて福岡高校に通う、という生活を高校時代はしていました(もちろん嘘です)。人はこの一本のルートに縛られてしまうので、見飽きます。


 この時、その繰り返しの日常に彩りを与えるのがサードプレイスとなります。日常の道を反れた場所、僕であれば天神の大名(東京のスペイン坂のような所です)のルフランというカフェです。そこで勉強してま(せん。)

 そこでコーヒーを飲んで、気を安らかに勉強をする、それが受験生の僕の休暇です。(妄想です)隣に座ったアベック(次号に書きます)の話に聞き耳を立ててときめいて、店員さんに常連と認めてもらう。そんな至福の時間を過ごし(たいです)

 

 そんな場所です。居酒屋でも、ゲーセンでも、マクドでも、スタバでも原宿の竹下通りでも構いません。

 このような場所で日常の疲れを忘れて過ごします。そして会う人も大抵見知らぬ人。あんまないですが、その中で隣の飲み客に絡んだりとかして交流が起こります。イエや学校の息苦しい日常が人々の生活の疲れになっている現代、このサードプレイスの整備には大きな需要があります。


 あと、いい忘れましたが、フィリピンパブとか色々ありますが、あれのパブというのは、public houseの略で、誰でも入れる店という意味です。これはとてもサードプレイスの概念をよく表していますね。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る