文化相対主義

 これは倫理の授業でやった考え方になります。これは本当にテストに出るかもです。

 僕は結構J-POP以外だめだと言っちゃっている身ですが、世の中にはそれ以外にも、K-POP、洋楽、フォーク、ロック、R&B、ジャズ、レゲエ、きりがない音楽があります。好みの差はきっと有るでしょうが、この中のどれかが劣っているとか優れている考えるのは間違えだと、何となく分かりますよね? 

 そのような考え方になります。文化に優劣は付かない、という。レヴィ・ストロースに言わせれば、非文明圏の人々、例えばイヌイットやアボリジニーの人々の原始的な生活は西洋的な目線では迷信に従っていると見られるかもしれないが、実は自然界の中での独自の合理性を持って効率的に行動している、「野生の思考」を持っている、となります。


 また、これをもっと深めた考え方をネットで見つけました。

 「例えば、ある民族は文化的に双子が生まれたとき不吉なので片方を殺さなくてはいけない、という文化を持ったとき文化相対主義の場合はこれを止めることはできないのではないでしょうか」、という問に対しての返答に大きくなるほど、と思いました。

 「その文化は文化相対主義の考えとして許されないものです。勘違いされているようですが、文化相対主義は己の文化でものごとを考えるのを避け、『郷に入っては郷に従え』という価値観で行動させるものではありません。」と言い、

「そうではなく、己の文化と相手の文化、もっと言えばその他の文化とも批判的に比較して、非合理、理不尽な文化を矯正するためにあるのです。もちろん、この考えの中では優れた文化は取り入れるに値するでしょう。」

 と述べておりました。これであなたも文化相対主義者になれるかもしれません。

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