第4話 友人、凛

 夏のまだ暑い夕方に、健はアルバイトである、とある飲食店で働いている。

 健は、冷房しているはずの厨房で汗をびっしょり流している。

 アッツ、冷房は壊れているのか?

 健は調理をしながらそう思った。

 アルバイトが終わったのは夜の十時。

 スマホにメッセージが来ていた。

 友人、凛のメッセージである。

『ヤッホー、次に遊ばない?』

 それを見て健は亜季のことを考えて。

『うん、凛、遊ぶ』

 そう返したのである。

 健は亜季の都市伝説探しにちょっと嫌気がさしていた。だから、凛と遊ぶことにした。

 ちなみに、健と亜季と凛は、同じ大学の卒業であった。

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