第3話 死んでしまう?
ぐるぐると電車に乗っている二人。
いくら、ちひろちゃんの都市伝説を検索しても詳しくまでは書かれていない。
当然のように、ちひろちゃんを探すことは難しい。
健はスマホで時間を見て、亜季にこう言った。
「今日は、アルバイトがあるから。またな」
健としては、ちひろちゃんの都市伝説を探すつもりはない。
すると、亜季は。
「ちひろちゃんを探すと、死んでしまうらしいよ?」
この言葉に健はあんまり興味なかった。
でも、今日のところはアルバイトを理由にして都市伝説探しから逃げられる。
健は電車から一人降りた。
むわっとする夏の暑い夕方。
ちひろちゃん? 居るわけがない。
そう健は思う。
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