如月

もし鷹ならば縁起物

 少し書けるようになってきた気がしつつある今日この頃。


 久々の夢は空の上。見下ろす崖には人がいた。

 びゅーっと弧を描き飛んでると、数名こちらを見上げてた。調子に乗って急旋回。持ってた食糧、落っこちた。

 黄、黒、赤のグラデーションで、お盆くらいのサイズの四角。食べ物に見えない色したそれは、落ちて割れて闇へと消えた。

 鳥はその場で羽ばたいて、翼が宙でぐーにゃぐにゃ。への字が歪んで、三角形。


 眼下の人は山登り? 緑の森を下山中。

 川に落ちて転けたのか? うち数名はびしょびしょで、震えながら歩いてた。

 ひとりの男が上着を配り、冷えた女性たちを気にかけた。特に震えるひとりを抱いて、一足先に駆け降りた。

 ほの明るい、青い光の森の中。


 今日の天気は雨模様。

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