介護施設の勤務表

介護の世界に限らず、勤務表と言うものが存在する職種は多いですが、介護は介護で大変なシフトになります。


早番、日勤、遅番、夜勤、夜勤明け


今の施設では、これが基本的なシフトとなる。


早番なんて、朝の7時からだ。


この時期の早番なんて、寒すぎて地獄です。


仮に早番が休んだら、夜勤明けは日勤が来るまで一人


日勤が休んだら、夜勤明けは遅番が来るまで帰れない雰囲気


遅番が休んだら、日勤が遅番の時間まで残業となる


夜勤が休んだら…これが一番大変。


おそらく、どこの介護施設もだと思うけど、


人数がギリギリで回してるし、


休んだ人の替えを探すのは大変な事だ。


ましてや重労働な為、休みの日はしっかり休みたい


休まなくても、仕事の事など考えず


ゆっくり過ごしたい。


そんな時に会社から電話なんて来たら最悪です。


でも、ギリギリの人数だから仕方ない


これが現実


大変な仕事なのに給料は少ない


需要があり、無くてはならない職種なのに安いって


おかしな話だと思う。


だから、一人でも休まれると正直困る


どこの会社も同じだろうけど、


介護に限っては、かなり負担が大きいかなと思う。


ホールに三人居れば楽だけど、


休憩回しとかで二人になるなんて当たり前


二人で9人とか10人を見るのは、なかなか厳しい


一人がトイレ介助に入ったら、ホールは一人になる


よくある光景だけど、


僕等の都合なんてお構いなしに


利用者はワガママ言ったり勝手に動いたりと、


とにかく振り回される。


転倒事故やトラブルだって起こりやすい環境だ


しかし、


シフトがこんなんじゃ無理なものは無理


改善されない限り、利用者の安全は確保されないし、


約束は出来ない。


たった一人居るか居ないかでかなり状況は変わる


下手したら、二人トイレ介助なんて入ったら


ホールに職員は0って事もある


せめて、休憩から戻って3人になってればと思うが、


そんな事は叶わず


『待ったなし』で、次々と利用者は動き出す。


誰でも良い、もう一人職員が欲しいと思うが、


でも、実際は誰でも良い訳でもなくてね。


僕が思うには、ある程度の計算能力や、


周りの状況を把握出来て


臨機応変に動けない職員は、居ても邪魔に感じる事がある


仕事が速いとか、出来るとかじゃなく


最終的に必要になるスキルは一つ


『要領の良い対応』


利用者に対しての声掛けとか。



勤務表次第で


その日の仕事の内容も変わるし


楽か楽じゃないかが決まります。


正直、昨日の日中は良かった。


でも、逆にそうではない日もあります。


この業界で働きたい人


シフト制の仕事って言うのもあるし、


人数が少なく、組み合わせでかなり変わりますが、


理想は捨てましょう。


理想と現実は違います。


利用者さんに最高のケアや時間を提供なんて、


この少ない人数では不可能です。


ただ、振り回されて終わる一日です。


もう一人シフトに職員が居たら…何て、考えても無駄。


人数が少ない中で


退勤時間まで頑張る事しか出来ないのです。


最高のケアなど求めるなら


職員が多いか、利用者が少ないかが無いと


無理ですから…


もう一度言います


理想と現実は違います


この人数配置では


いつか倒れるか、嫌になるか、どこかいい加減になるかです。


これが、僕の働く施設の勤務表事情です。

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