52 その3 ~モンスタースタンピード~

遂に明かされたその秘密?は…ショタでお姉さんキラーな16歳で成人してる筈の見た目は子供で中身は大人(一応成人年齢なので)なザックくんでした!…え?…前からそれは知っている?…ついでにいうと、そんな彼は女難の相で適齢期の女性が絡むと色々と問題が発生するそうだ…無論、発生しない人の方が多いんだけどね!

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- 公認・ランクB探索者 -


「えっと…これ、何ですか?」


探索者ギルドに久々に来てみたら、掲示板に妙な掲示が貼られていた為、受付で暇そうにしていたサンディに聞いてみるザック。


「あ~…あれね。遂に我が場末の探索者ギルドにもランクBの探索者が生まれたから、大々的に…という訳にはいかないので、せめて…っていう訳よ!」


えらいニコパ顔で応える受付嬢S。別にランクSって訳じゃなく、サンディの頭文字を取っただけだけど…


「はぁ…だからって、恥ずかしいので止めて下さいよ…」


掲示板に向かいながらボソりつつ、掲示板に張り出されていた


「ランクB探索者生まれる!…その名も「ザックくん」!!」


…などとデカデカと書かれていた張り紙を乱暴に破きながら外すザック。破かれるの前提でか、低品質紙だったので弁償をといわれれば即代わりの低品質紙を提供するのもやぶさかではないが…


「次貼ったら、訴えますからね?」


と、ジト目でいうとビビったのかサンディは


「さっ、さー・いえっさー!」


と、敬礼付きで素直に承諾していた。尤も、ザックの背後にマロンが暗殺者の目で死線を送っていたのだから無理も無いだろう…恐らく、当人の背中には死の悪寒が走り、体が寒くて震えていただろうから…(苦笑)



「…おっと。今日はこんな茶番を演じに来たんじゃなかったんだ」


ずかずかと受付のサンディの前まで進み、


「これを…」


と、開封済みの封書をサンディに渡すザック。尚、リンシャはお昼休憩に出てるのか此処には居ない。代わりにハンスが立って鼻ほじくってるだけだw


「あ~…わかったわ」


裏返して差出人を確認したサンディは封書を返し、「ちょっと待ってね」と代わりの者と受付を交代して奥へと引っ込んで行く。暫くしてから戻って来たサンディは、


「話しは通しておいたわ。場所はわかるわよね?」


と、カウンター横に設置してあるカウンタードアとかスイングドアとか呼ばれているドアを開いて待つ。普段は固定されてるようで動かないのだが、一旦固定解除をすると体をねじ込ませるだけで普通に開くのだが、今回はサンディがわざわざ開いて待っている。


「あぁ、知ってるよ。何度呼び出されたことか…」


と零しながら通過。マロンも後ろをついて来る。尚、レムはチャリオットで留守番だ。シャーリーはいつもの指定席ザックの頭の上で寝っ転がってるけどね(苦笑)


「じゃ、いってらっしゃい!」


ひらひらと手を振るサンディ。ドアを閉めて固定する。一応、動かないかぽんぽんと確かめてから代わって貰っていたギルド職員と交代し、本来の受付嬢業務に戻る…が、昼間は本当に人が来ないのですぐに大あくびをして、横のハンスに突っ込まれていた…あぁ、平和だなぁ…と、その時までは僕は本気でそう思っていた。



こんこここんここん…


「よし入「失礼しまぁ~す」れ…」


別にノックに符丁とか合言葉みたいな物もなく、相手の入室許可に被せて言葉を発していいともいわれてない…が、何となくやってみた。


「はぁ…」


実は、ショタ好きのギルド長が以前居たと思うのだが…実はあれ・・、本当のギルド長の姪らしく、探索者ギルドの幹部候補生だそうで…「偶にはもっと上の仕事ぶりも体験してみたい」という無茶振りを仕方なくきいた…ということらしい。道理であれ以降、姿を見ないなと思っていたのだがそういうカラクリだったという訳だ。


「他に見聞きしてる者が居ないからいいがな…少しは態度を改めた方がいいぞ?…いつ、ボロが出ないとも限らないのだからな」


「…」


実はマロンが余すことなく見聞きしているが、ギルド長は見なかったことにしたいらしい。そして、入り口から動かない2人をちょいちょいと手招きして中へ入れると、席に着けとソファを指差す。ザックとマロンはいわれるが儘…もとい、指図されるが儘にソファへと歩いて行って座り込む。


「…で、お話しとは何でしょう?」


座り込むな否や、ザックは静かに話しだす。


「まぁ待て…料理長から例のレシピが届いてな」


「おお!…では!?」


「待てといっておる…」


小さ目の作り付けのキッチンからいい匂いが漂ってくる。随分と掛かったが、ハーブティーのレシピが完成したらしい。ギルド長は機嫌よく鼻歌を披露しながらトレイを持って戻って来る。ハーブティーを入れたティーポットと人数分のティーカップがトレイの上に置かれていた。


「いってくれれば運ぶくらいするぞ?」


マロンがぶっきらぼうにそう進言するが、


「人の趣味を奪うつもりか?」


と睨まれ、素直に言葉を引っ込めるマロン。趣味といわれれば仕方ないと判断したのだろう。


「さ、サクヤくんと料理長の合作レシピだ。存分に楽しんでくれ給え」


ニコニコと微笑むギルド長が各人の前にティーカップを置いてまわる。コーヒーや紅茶と違って砂糖などの付け合わせが無い為にティースプーンも何もついておらず、テーブルに直置きだが零したら拭くか乾燥ドライさせればいいかと思いつつ、ティーカップを取り、静かに傾ける。


(匂いは…何だろう、これ?…幾つかのハーブを混ぜたような気がするけど何を混ぜたかわかんないな…)


こくっと飲み込むが、味はまぁ悪くはないと思う。唯、幾つかのハーブを混ぜ過ぎたのか、味がぼやけてる気もするけど。村で飲んだ奴はもう少しはっきりしていた気もするけど…小さい頃飲んだきりなので…


「どうかね?」


いきなり訊かれた為、少し咽るザック。


「げほっげほっ…あ、あぁそうですね。少し味がぼやけてる気がしますが…以前飲んだのよりはマシになったんじゃないかと…」


「…そうかね?…まぁ、まだまだ売り物には程遠い気がするし、そうなのかもな。よしわかった。精進するように伝えておこう!」


飲み終えた食器を片してキッチンへと去って行くギルド長。何となく、マロンにも訊いてみる。


「…どうだった?」


「…前主人の実家でも思ったんだけどな…どうも紅茶やその類は舌が受け付けないようだ。どっちかってーと、水か果実を絞った汁の方が口に合う」


マロンは発酵させたお茶の類は全滅のようだ…


「…あぁ、あとな。あるじの創ったピュアウォーター純水って奴な。あれが一番美味いと思うぜ?」


「そ、そう?…ありがと…」


ザックはマロンから顔を逸らして頬を赤らめたが、当の本人は何故あらぬ方へ主人が顔を逸らしたか気付いてないようだったとか何とか…w



「じゃあザックくん、これに君の純水を満たしてくれないかな?」


戻って来たギルド長が3杯の大きめのカップ…否、ジョッキを各人の前に置き、そう要求した。ザックは


(いきなり何を…)


と思ったが、取り敢えず要求通りにジョッキに水を満たす。マロンには純水を。自分とギルド長の分にはウォーターの高品質版を…今日は暑いので、キンキンに冷やした冷水をプレゼントだ(大体4℃前後)


「うむ美味い!…成程、これが純水か…」


冷やしたお陰かギルド長はウォーターとピュアウォーターの差もわからないようだ。これでは疑われて自分のジョッキと飲み比べるといった時用にと同じウォーターにした意味が無い…まぁ、冷水なら余り差はないんだけどね!


「…で、今日は何で呼びつけられたんですか?…まさか、ハーブティーの評価と純水が飲みたかったから…なんてことではないですよね?」


早朝にギルドから封書が送り付けられ、中身を読んだら昼過ぎに来て欲しいと書かれていたので、いつでも何処に出掛けても問題ないようにと正装をしてきたのだが…勿論、正装といっても何処かのパーティに出られるようにとパリっ!とした服装をしたんじゃなくて、ダンジョンに入れるようにと探索者の正装をして探索服を着てきたんだけど…


「あぁ、それな。これに目を通しておいてくれ」


ぱさっとテーブルの上に数枚の書類が投げ出される。マロンがそれを手に取り、トントンと整えてから渡してくれる。


「あ、ありがと…」


「ん」


お礼をいったけど、言葉少なに返されて…まぁ「問題無い」とか思ってそうだけど、ギルド長の前だからか荒い男言葉を控えてるんだと思うことにする。



【緊急クエスト依頼】

※モンスタースタンピードを抑えよ!

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◎場  所:探索者ギルド直轄管理のダンジョン

◎問  題:前回の緊急クエストにより探索者の数が減り、内部の魔物の間引きが追い付かなくなり、モンスタースタンピードの兆候があり

◎依頼内容:至急、各階層の魔物の間引きを行い、スタンピードを抑えること

◎間引き範囲は第1階層から可能な限り下層まで。但し、ショートカットが行えるチームには第10階層より下を優先的に間引いて貰っている為、ザックくんには第1階層からお願いしたい

◎報奨金については、申し訳ないが討伐部位を持ち帰る時に出る討伐報酬と、ドロップ品の買い取りによる買い取り報酬以外には特に決められてないが、討伐ランクと数による上位3チームには特別褒賞を検討している。気張って欲しい!

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「はぁ…これってチームで引き受ける案件ですよね?」


疲れた顔をしてザックがギルド長を見上げる。


「まぁ、そうだな…」


幾らランクBになったからといって、ソロで第1階層から第9階層まで魔物を一掃しろといわれた気がして、ザックは言葉の棘を鋭くする。


「僕、つい先日、チームを解散したばかりなので独りなんですけど…」


言外に「魔物の群れに飛び込んで無双なんて怖いことはできない」と主張するが、


「はぁ?…大型種3体、中型種数体、小型種3桁近く居た群れに突っ込んで生還しておいて今更何を?」


ギルド長が見て来たかのようにいうが、それは僕が殲滅した奴じゃない。


「あぁ…トレハンチームに例の武器を持たせて殲滅した時の話しですね、それ。僕、後ろで見てただけですよ?」


と、例の魔導具土塊砲のことはサラっとスルーして彼女たちに擦り付ける。どの道、主人たるザックの立場が悪くなるような内容は口にできなくなっているし、「いうな」と主張しておけば口を噤むことになっている。このような複雑な内容は真贋を見極める魔道具でも判断が付かないので問題は無いだろう。


「まぁ、僕のゴーレムが数体倒したと思いますが、ね」


ザック自体には余り戦闘力が無い…ということにしておきたい。何しろ、生活魔法使いたちには魔法による殲滅力を持った人は殆どいないのだ。せいぜい、身体強化フィジカルブーストで攻撃力や防御力を僅かに底上げして、近接武器による補助ができるくらいなのだから…。寧ろ、その辺の戦士よりむっちゃ強いなんて思われたら、ザックのことを知らない不作法なチームや探索者たちが「いいように使い倒してやろう」…なんて意地汚い心根の者たちが追いかけて来るやもしれない。


(まぁ…今はゴーレムのレムとシャーリーが居るし、2人の戦闘スタイルから「壁役」と「偵察役」に特化してるようなもんだからそれはあんまり無いか…)


だが、第3階層で暴れてる所を見られてはいると気付く。殆どは元チームの「息吹いぶく若草」チームの面々と某F男爵の雇っていた冒険者たちだが…


(ジュンさんたちは実家とやらに帰っちゃったし、男爵の一団は…確か全滅したんだっけ?)


なら問題はなさそうだなと思うザック。あの凄まじい暴れっぷりを見て、「息吹いぶく若草」チームの人たちはいい触らすようなことはしないだろうし、いい触らしそうな人たちは生き残っていない。ギルドの人たちが唯一の懸念点だが、そうそう優秀?なギルド員を手放すことはしないだろう。手放すということは、自分らの収入を減らすも同義だからだ。


「そうか…あぁそうそう。ザックはランクBに上がったから徴税率が変わったからな。忘れるなよ?」


それだけいうと、「後はそれ見ていつ出発するか考えておいてくれ」といい残して…ギルド長室を追い出された。呼び出しておいて勝手だなとは思ったが、取り敢えず受付カウンターのある場所へ…ギルドの玄関まで戻るザック。




【探索者ギルド・徴収税率一覧】

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ランクF…50%

 〃 E…50%

 〃 D…40%

 〃 C…40%

 〃 B…30%

 〃 A…20%

 〃 S…10%

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「僕もいよいよランクBで中堅の上位かぁ…」


感慨もひとしおだが、此処辺境の町…マウンテリバーでは存在しない現地探索者のランクBだ。現在、第10階層より下で活動している探索者チームたちはギルドの要請で呼び寄せて魔物の間引きを行っているのだ。その数3チームで、スタンピードを抑えるギリギリのチーム数といわざるを得ない。また、チームとしてのランクこそAだが、チームの構成員はリーダーのみAで、他はBからCと一般的なチーム構成としては平凡だろう。チームの構成員たちがそれぞれ機能して初めてランクAのチーム…という訳だ。もし、ザックがそれぞれのチームの役割を担うゴーレムを創造し、その全てがレムやシャーリーと同等レベルの自我を持っていた場合…単体の実力にも左右されるだろうが、ランクSに匹敵するチームとなるかも知れない…主人マスターはぼっちとなる訳だが…(何せ、周囲には下僕たるゴーレムだけで、生きている生身の人間はザックしか居ないのだから!w)



あるじ、買い物はこれだけでいいのか?」


マロンが買い物に付き合ってくれているので、ザックは「何か足りない物あったっけ?」と考えるだけでよくて楽な買い物となっている。


(基本的に薬類は自分で創れるから買う必要無いんだけど、買わないと怪しまれるからなぁ…面倒っちいけど)


取り敢えず、薬類は普通の分量を。食料はザック自身の消費する量でいいかと考えていたらマロンも同行するといいだしたので、彼女の分も。獣人だから一杯肉類とか消費すると思ったら、普通の量でいいといわれた。


「人を食の化け物と思ってやしないか?」


と、ぷんすかと怒られた…いや、だって獣人種だし、普通はそう思うよね?


「クォーターなので、普通の人と同じで構わない」


とのことだ。唯、ダンジョン内では毎日清潔にしたいのでタオル類は多めに欲しいといわれた。まぁシャワーとか用意できるから別に構わないんだけどね…何だったら湯舟でもどん!と来いだよ?(大型の木小屋ログハウスあるからねぇ…)



そんなこんなで翌日。マシュウたちに貸与してた紐付き肩掛けバッグ(別れる時に、個人の持ち物を除いて返して貰ったけど、流石に宿から全部持ち帰れない…と愚痴ってたので、リンクを切った機能縮小版を1つだけ餞別として上げたので3つ残っている)をマロンに貸して、そこに色々と買い足した物資をぶち込んである。僕も一部持つよ?っていったんだけど、そこは頑として「俺が持つ」と譲らなかった…ま、まぁ、必要になればリンクしているのでこっちのストレージからも取り出せるからいっか…


「んじゃ、ダンジョンのお掃除をしてくるね」


「「「いってらっしゃいませ、マスター」」」


使用人たちが総出で玄関に並んで頭を下げている。ま、まぁ、未だに奴隷なので主人マスター呼びなのは仕方ない、のかな?


(せめて、ご主人様って普通に…まぁそれもこそばゆいんだけど…)


ザックは某村から追い出された(実際には自ら出て来たんだけど)平民の出だし、こんなどでかい屋敷の主というのは分不相応だとは思う。だが…


(成り行きなんだよね、全部が全部…)


ま、現在の屋敷の主として相応しくないと領主が判断すれば、誰かが代わりに収まって、代わりにノースリバーサイドの管理をしてくれると…


(毎日忙しいし、誰かやってくれないかなぁ…)


そう思いながら、此処暫くはダンジョンの魔物掃除が仕事だなと、諦めてギルドへと足を運ぶザックだった。ちなみにチャリオットの置き場がない…ということだったので(一時的に置く分には問題ないけど、数日となるとダメだった)本日は屋敷から徒歩で移動中だ。



のんびりと景色を楽しみながら…とはいえ、楽しむような景色は…(破壊の後も生々しい残骸や、新品同様の高い最外壁くらいしか)無かったが。それでも石橋を越えればマウンテリバーに入り、今までゆっくりと眺めることもなかった町の景色を楽しむことはできた。


「あそこのお店には入ったことはないなぁ…」


流石に貴族地区には入ることはなかったので、ザックは物珍しそうに煌びやかな店舗たちを見て楽しんでいる。


「じゃあ、帰る時にでも入ってみませんか?」


レムがそう提案すると、


「そうだね…でも、まるでデート?」


と、思わぬ反撃を受けるレム。


「で、ででで…」


ぷしゅう~…と頭から湯気が出てフリーズする。シャーリーが咄嗟に風魔法のそよ風で湯気を吹き飛ばし、レムの頭の温度を下げて叫ぶ。


「ほら!こんな所でぐずぐずしてないで行くよ!」


と、フォローをしつつレムの頭の髪の毛を引っ張る。


「しゃ、シャーリー!わかったから毛を引っ張るの止めて!」


気を紛らわせるフォローに成功したシャーリーがザックを見てグッドサインを出す。ザックは苦笑いをしながら2人の後を追うのだった。無論、マロンも無言で後を追いつつ…


(デート、とやらは何だ?…俺の知らない戦法か何かだろうか?)


と、トンチンカンな考えを思い浮かべていた(苦笑)


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いや、流石暗殺使用人アサシンメイド。常識?が抜け落ちていましたw


備考:

探索者ギルド預け入れ金:

 金貨712枚、銀貨802枚、銅貨1667枚(尚、両替を希望しなければ貨幣単位で加算される一方となる)

ストレージ内のお金:

 金貨282枚、銀貨1020枚、銅貨781枚(変化なし)

財布内のお金:

 金貨2枚、銀貨78枚、銅貨80枚(変化なし)

総額(両替した場合の額):

 金貨1015枚 銀貨25枚 銅貨28枚

今回の買い物(支出金):

 あり(但し、マロンが預かっていたチームの共用資金から出したのでザック個人資金の減少は無し)

ザックの探索者ランク:

 ランクB

本日の収穫:

 2度目の緊急クエストの押し付けw(それって収穫か?)

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