●―雲路をたどりて(かみたか さち)

▼『雲路をたどりて』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054884006314

(約二万字)



 春秋時代に、当時の周王室とは交流を持っていなかった長江文明の上流域「古蜀こしょく」を舞台とした、かみたかさちさんの作品です。

 タグや文中に、中国史、春秋、蜀などのキーワードが無いというのが渋すぎる……。

 とは言え、実際に言い伝えられている「望帝ぼうてい伝説」を元にしている為、分かる人には分かる奴ですね。


 石器から青銅器に移り変わった時代の古代国家の王様と、流れ着いた異人の交流が、治水という大事業と共に語られる、どこか物悲しい人間ドラマです。

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