第10話:生理用品

『また生理の話かよ』って思うかもしれませんが…。


 先日、年齢の離れている友人と通話をしている時に、なんとなく生理の話になりまして…。

 私と違ってオシャレが大好きな友人が、『白色のズボンやスカートは生理中に着用しにくいよね』みたいな話をしてくれました。

 私は数年前からナプキンではなくタンポンを使用するようになって、白いスカートも気にせず着用していることに気が付きました。

 なので、友人に『最初こそ勇気がいるかもしれないけれどタンポンに挑戦してみては?』と勧めてみたんですよ。

 すると、友人からは『生理用品は親が買っているのを使用しているから難しいかも』と教えてくれました。

 友人は学生で実家暮らし。

 一方で私は、同じく実家暮らしだけど社会人。

 いくら社会人とはいえ、『実家暮らしなら母親と生理用品は共有しててもおかしくない』って思うじゃないですか?

 私の母親は、数年前に病気で子宮を摘出しているため生理が来ないんですよ。

 なので、現在我が家で生理が来るのは私だけになってしまいました…。

 それ以降は私が自分のお金で買うようになりました。

 母親が病気になるまでは、まとめて生理用品を買ってくれていたのでナプキンを使用していたことを思い出したんですよ。

 学生代の保健体育とか、女子と男子が別部屋に集められてやってた授業でも、今から約15年くらい前はナプキンしか教えてくれませんでした。

 私が水泳の授業を生理で休もうとした時に、『私が学生の時は、生理を理由に休ませてなんてくれなかったよ。タンポン着用してでも出席させられたんだから』なんて言われました。

 まだガラケーの時代ですよ。

 タンポンの実物を見たことがない私は、『プールに入っても血液が漏れないくらいだから、耳栓のようなシリコン製なんだろうな…』なんて想像していました。

 動画サイトで初めてタンポンの実物や使用方法を知って、挑戦してみてよかったな…と改めて思いましたね。


 私ぐらいの世代の親だと、やっぱりナプキンを使用している割合多いだろうから、自動的にナプキンしか選択肢がなかった人達って多いんだろうなって思うんですよね。

 逆に、昨今色々な種類の生理用品が発売されているから、これから生理が来るであろう学生さん達には自分にあった生理用品を見つけて欲しいし、親御さんにはそのお手伝いをしてあげて欲しいなって思いました。


 …とはいえ、ほぼ毎月おとずれる生理現象用品。

 費用は使用量でも変わってくるけどそこそこの金額になってきますよね。

 最近では、生理用品に対しての考ええ方が変わってきているようで、お店によっては割引キャンペーン等も実施されていますので、調べてみるのもいいかもしれませんね。


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