書いて、悪夢を見て、トレーニングして(10月31日〜11月6日)

 31日(月)

 このままだと人生がやべえ、という危機感から、スマホで娯楽要素を消した。YouTubeのアプリを消すのには躊躇した。かなり。Twitterの方も消した、のでDMなどは返信遅れます。

 なんかずっとイヤホンつけて動画とかラジオ聴いてるな〜、と思ってたのだ。禁断症状になるだろうか? 来月は生まれつきで、年も取るということで、ここいらで真剣になろうかなと。

「なんでそこまで、我慢すりゃいいじゃん」という話もあるでしょう。いや、中毒性のあるものをやめるためには根本治療が必要かな〜って。


 酵素風呂のあとで、某バーガーに入る。しかしバーガー屋なのに頼まずコーヒーだけの俺。申し訳ない。喫煙所からでてきたら、めちゃくちゃ空いてるのにわざわざ僕の隣に座ってる家族連れ、その上咳してるけど手を当てるとかすらしやしない! え〜〜。

 作業する。

 さらっと書いておくけど、京都から戻ってきてからしばらく、鬱だった。どう考えても鬱だった。いまも鬱。毎日「死とは」とか考えていた。生前整理みたいに掃除をしたりしていた。この世に生きる意味はあるのかいな、みたいなことを考えていた。10代の若者か、俺。いまもそうなんだけど、とにかく生きるしかない、と思う。生きて、見て、それを身体に通して書くしか。まだまだいろいろなものを見たいのだ。

 これまで知り合いでリスカするとかODするとかほんとに死んじゃうとか、いろんな人たちがいた。しかし、自分は生きた。でも明日はどうなるかわからない。ギリギリだと思う。自分から断つことだけでなく、車に轢かれてこれ書いてる直後にば〜んと死んでしまうことだって、ある。なので、悔いを残さず、ではないけれど、とにかくなんとかしてやっていきたいと思う。カクヨムがいったいいつまで続くのかわからないけど、実際的な死、あるいは精神的な死(急にSNSに顔出さなくなっちゃったりして、あの人はいま状態になるとか)、となったとき、この日記や、短編なんかを読んでもらえるように書き溜めておきたい。いまはあんま読まれなくても、思い出して検索してくれた時に。まあ来年はまだカクヨム続けますけどね。

 そして、この日記はいま書いている長編『夜空(仮称)』を書き終えたときに終わります。うまくいけば来年、難しかったら再来年出ます。この小説はこれまで書いてきたものの集大成となる予定です。これを書けたら、ひとまずは安心して眠れるというか。もしそのあと仕事がなんにもこなくなったとしても、しょうがないと思う。そうなったら、別の名前でしれっと再デビューしてるかもしれませんし、書くペースがゆっくりになるかもしれない。次の長編になるのか、次の次の長編になるのかはいまのところ未定。


 11月1日(火)

 トレーニングをしてから大竹伸朗展へ。初日。どうしても見たい展覧はできるだけ早くに行ったほうがいい。まあいまは大丈夫だろうけど、以前ピーター・ドイグの展示を初日に見に行って、もう一度観に行こうと思っていたら、しばらくしてから自粛になってしまいそのままフェイドアウトってことがあったので。

 大竹伸朗さんの展示はけっこう観に行ってるんだけど、十数年前に現代美術館でやっていた展示は自分の人生を左右したというかいまでも覚えているものだ。作品に感動していて帰りに大学のチラシを見つけ、そのまま入学までしてしまったのだから。なので大竹さんはある意味恩人である。いまだに勢いある創作活動をされていて、すごいな。

 その後で原稿をアカ入れして、入力。二回くらい推敲したい。

 キタハラたかなん。


 2日(水)

 五島美術館に西行展へ。庭園はとてもよかった。都内とは思えない。

 二子玉川へ。久々ロンハーマンに入ってみるも買うものなし! そもそも昔から買ったことない! サーファーじゃないってことなんでしょう。

 H &Mで 999円のスエット買うか悩んで、結局買わなかった。

 展示を見て、勉強したくなったので『西行物語』を読む。こちらは後世、西行さんがどんだけ凄い人だったのか、を物語にしたもの。面白い。出家するのに泣いてすがってくる子供縁側で蹴っ飛ばすのはどうかと思う。

『性と宗教』を読んだ。

 最近悪夢ばっか見るんだけど今回はなんか家族全員登場で目覚めてしばらくも現実の地続きであったように思えた。

 なんだろうか。母がトイレに行く夢だった。


 3日(木)

 こんな夢を見た。

 色々秘密のものを隠している部屋を家族がうろつくので止めると父親に熊本くんの本棚を貸してやれという。誰に? さっぱりわからん。あるいは『暗夜航路』を貸せ、という。見つからなかった。風呂に入れと言われ、入る。だらだら考える。なんでまた『暗夜行路』母が読んで感銘を受けたという。

 雑誌広告が目に止まり中断しつつ、探すけれどいつものとこに本がない。

 父が突然孔子を読みたいという。井上靖、あるよとすぐ渡すと父親は今まで見たことないくらいに素直な感情の読めない顔をしていた。ボケたかなと思った。


 そこで目が覚めた。


 4日(金)

 フラーっといつものようにトレーニングに行って気づいた!

 今日じゃない!

 なんか習慣になりすぎて毎日来てしまった。

 あほか!

『和泉式部日記』と『霊と金』を読む。



 5日(土)

 今日がトレーニングの日でした。足。

 スクワット100回とか嘘でしょ。

 ヘトヘトになりながら書く。


 6日(日)

 入力して送信。今日は、それしかしなかった。

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