誰が為の孤立系

英島 泊

ギブス・三―

「……を確認、成功しました。」

 %:*:+@$^~:Bv・/?(>X#=3{‘*‘+|!~。

「意識があるならば、右を向きなさい。」

 K:*¥!:‗」.<:【H©_+‘Г:/`[Oc;。

「こんにちは。」

「*$:~」

「言語情報が無いようですね、少々お待ちを。」

 @?:;P:*⊕fnあ>;ここ‘;はど\]+こ?、わた:@しはだれ?

「あ、「あ、「あ、なにがおこった」」」

「あなたの情報統制機構、ヒトでいうところの『脳』に、彼が保有していた情報を導入しました。あと、声帯機能が多重起動しているかと。」

 じょうほう……が、ぼくはわたしは……

「あ、あ、ぼくは……だ、れ……」

「あなたの一人称は『私』です。そしてあなたは……」

 画めんごしに立つ少ねんの長いはなしはじまった。

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