第97話 書くと拓ける

以前の備忘録にも書きましたが、今小説を書いてます。仕事で培ったであろう技術と経験を発揮してみたいと思い、現在取り組んでいます。まだ執筆の途中ではありますが、感じたことをこの備忘録に残していきます。


それは何かというと、その場その場で思いついたことを描写や設定に採用しているということ。まるで現地採用する会社のようです。


いざ場面を書くとプロットで決めていない設定や描写を書く必要に迫られ、その場で思いついたことを書かざるを得ない。これです、今陥っている状況は。


プロットでは町に潜入とあるけど、潜入の手段を決めてなかった。思ったよりキャラ被りが多いから、この女性はおっとり系キャラにしよう。モブにこんな過去を追加したら主人公と関わり持たせられるな。


などなど実際にあったことをいくつか書いてみました。ホント、行き当たりばったりですよね…。


逆に一生懸命考えた設定を描写があまりない…。何であんな考えてたんだろう? と思うほどプロットがあまり役立ってない。でも、そんなものかと思ってとりあえず筆を進めています。


仕事でもそんなことが多々ありました。4話構成の3話目書いているときに「あっ! これ入れちゃおう!」と設定を追加したり、プロット上ではある場面の時制を決めておらず「ここ、朝、昼、晩どれにしよう…?」と迷ったこともあります。結局、夜にしたましたが問題ありませんでした。


物語って書くと拓ける。今、これを実感しています。


まあ、こんな調子で書いていて最後まで整合性が合うかどうかわかりません…。けど屁理屈をこねれば、なんとでもなることは仕事で経験済みです。物語が破綻したら元も子もないですが、説得力がないよりかマシなはずだと思うので、このままプロットにはない設定や描写を追加していこうかと思います。とにかく書き切らないことにはダメですもんね…。


ここまでお読み頂きありがとうございます。

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