第91話 神様と脳細胞のおかげ
最近、仕事で短いをシナリオを書いています。
通常のイベントは1章6話構成の5章分で1つのエピソード、キャラストは最低でも5話構成で1つのエピソード、前回取り上げた日常を題材としたシナリオは4話構成で1つのエピソード、そして今回は2話構成で1つのエピソード。だから、今回は本当に短いシナリオです。
本数はというと「とにかく、どんどん書いて、どんどん出してください」と言われているので決まっていません。15キャラ分の概要案(3~4行の)を提出し、フィードバックをもらった10案を順々に書き、現段階では3本提出し、1本見直しをしている最中です。ちなみに思いついたら「他のキャラの概要も提出してください」と言われています。書く機会を与えてもらい、ありがたい限りです。
で、いざシナリオ作成に着手すると物語が概要どおりに進まないこと進まないこと…。幸運なことに筆は止まらないなんです。けど、実際書き始めると物語が思わぬ方向に進み、当初とは違う結末になってしまう…。いくらプロットを練っても、いざ書き始めるとプロット通りにはいかない、設定や場面を変えないと説得力が生まれない、なんてこともあります。やっぱり書き始めないことには、キャラや物語がどう転んでいくのかってわからないもんですね…。
ある作家(記憶では時代小説の…?)は「僕らの仕事の半分は神様のおかげなんだよ」と言いました。これを受けて、最近の自分は「執筆の半分は神様でもう半分は脳細胞のおかげなんじゃないか?」と思うこの頃です。やっていることといえば、机の前に座ると脳内で物語が展開されていき(神様の啓示かな?)、自分はただそれを文字に書き起こしていくだけなような気がします。
ある映画で「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」みたいなセリフがありますが、「物語はプロットで展開されるんじゃない。原稿用紙の上で(今の時代はテキストファイルですが…)展開されるんだ!」と頭を過りました。
もちろん、中にはプロットに忠実に書く人もおられるでしょうが、自分はどうやら実際書きながら物語を転がすタイプのようです。みなさんは、どうでしょう?
ということで今回はここらへんで。読んで頂き、ありがとうございます!
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