学力以外の生かし方でラノベ編集者になってみたい!という人へ

需要さんが行方不明なんだけど、書きたくなったので書きます!

学生時代にこれやっておいた方がいいよーっていう内容の補足。なんなら学生時代でなくてもいい。


体験記という要素を多分に含んでいるので自慢っぽく感じさせたら申し訳ないです……!


よし、予防線は引いた! 書く!


1 下手でもいいので小説を書いてみる。


もちろん受賞したり高次までいければ実績になるし、作家から編集者への転身というのもやりやすいと思う。


でも、そこまで頑張らなくても

・年単位での継続的な執筆経験がある

・完結作品がある

というくらいでOK。

大事なのは、きちんと完結させて、完結させるまでの間にいろいろ悩んで苦しんで、第三者から意見をもらうこと。


つまり、

1 将来編集者として作家と対峙した時に「分かる分かる。苦しいよね」という共有体験ができる…作者に寄り添える下地づくり

2 作品のあらすじとかキャッチコピーづくり、基礎的なライティング能力

3 (小説としての)基本的な文章作法

この3点を身につけることが狙い。もちろん、趣味で楽しんで書くのも大事。


私の場合は5歳から書き始めて(最初は詩だった)、そこから書いたり休んだりしながら中1あたりから25歳くらいまでは書いてた。


書くということにケチ付けられたくなかったから(≒わが子(作品)を馬鹿にされたくなかったから)、中・高の国語の試験とか、大学(文系)では学年で1~5位くらいの間をキープしてた。算数とか科学とか、そっち系は壊滅的だったw 一点突破のバカwwといじられたw


就職してからも有給使って書くということはしたくなかったから、契約満了になった時に30日くらいの有給が余った。退職と同時にすべて消えた。泣いたw


……うむ、脱線したw

まあ、あれよね。書くって大事ー。



2 高校、もしくは大学、社会人で文芸誌サークルの取りまとめ役になる


高校の部活、大学のサークル、社会人の集まり何でもええです。内容も二次でも、18禁でもいい。


どこかで「冊子を作る側、取りまとめる側」っていうのを体験すると、

・イラストを含め、原稿が来ない苦しみ

・執筆者が確保できない焦り

・印刷機の調子が悪いいらだち

・日程調節のむずかしさ

・刊行後に誤字誤字さんがいた時のパニック

・低評価を付けられた時の悔しさ(私の場合は「死ね」だのなんだの書かれましたw あとは使用済みの丸めたティッシュがご意見箱に入れられたり…w)

・折数(4の倍数、もしくは16枚1セット)があわない時の発狂寸前の気持ち

ここら辺が分かるので、よく死んだ目になれます……。


うまくいくと「おそらく2年前の地獄を見てきた者達だ 面構えが違う」という評価を面接でもらうことができる……かもしれないですw

インターン未経験者、出版社でのバイトもしていない! という人はここらへんで未経験者から経験者モドキくらいにはなれます。


私は大学で文芸誌の編集してました。人がいなかったので、サークルをまとめてました。

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