2023.06.28 二章のネタ出ししておく

 一章の公開予約が終わるので、7月中に二章は出したいと思います。

 うん、早い方がいいよね。


 ってなわけで、二章は家を建てるのが目標。

 どんな家にするかよりも、どの土地にどうやって建てるかが問題。

 まずやりたいこととしては、村長派と長老派の対立を出したい。

 村長派が少ないのは前回の通り規定事実なんだけど、じゃあ大工は長老派にするか。

 あ、でもそもそも小さな村に大工っているのかな。

 じゃあ隣の村に呼びに行くのに、ちょっとした妨害されて、の方がいいかな。

 黒幕は村長より人望や信頼があって権力が強い人間ってことで、長老になるんだけど。実行犯は誰だろうか。

 ・村の若い男衆

 ・中堅どころの保守派のおじさま方

 ・変化を嫌うおばさま方

 ・頭の固い老人衆

 大体これぐらいかな。

 この中で一番簡単に手のひらを反すのは、おばさま方。変化への嫌悪感もあるだろうけど、同じように都会から来た細工師に熱を上げているし、薬師がいる安心感もあれば納得すると思う。

 逆に中堅どころの保守派になると、夫婦喧嘩してでも反対派に回りそう。理屈じゃなくて感情論で暴走するタイプ。

 うん、そうしようか。

 で、村の男の子はその親父と二人で暮らしてるの。母親は病気で亡くなったかな。

 だから、父親と同じ思想にどっぷり浸かっていて、それが間違っているとも思わない。ついでにキーカに惚れていれば、余計に主人公が気に食わないだろうし。

 うん、この方針でいこう。


 邪魔する実行犯は親父さんだけど、どうやって妨害をしようか。

 予算は隠したら犯罪だし、それを隠すほどの度胸はないと思う。あくまで保守的なだけの小市民だから。

 この村も自給自足の村だから、家を一人で建てることはできなくても、木工道具とか金物の修理は専任の職業の人がいなければ、農業も厳しいよね。

 じゃあ、その伝手で大工に依頼をしたいけれど、移住を受け入れられないからその親父は動かない。じゃあどうやって動いてもらうかな。

 主人公にとっては、まあこのままルッツを見捨てるのも気分が良くないよね、程度の思い入れしかないから、親父さんがあんまり動かないようなら多分見限るよね。

 あー、じゃああれだ。村のおばさま方は多分初めから敵じゃないんだ。薬師は有用だし、主人公は身形も小奇麗だし、若い男だし。で、親父さんはおばさま方に負けて隣の村へ向かう、と。

 男の子はそれで親父が帰ってくるまで一人暮らしだから、それもまた気に食わない。ただでさえ気に食わない余所者のために自分の尊敬する親父が使い走りさせられて。しかも主人公は特段感謝をするでもなく、神代の薬草園に入り浸る、と。

 面白くないに決まってるよね。

 ってことは、二章の事件はこの男の子が起こす方向でいいかな。

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