「これからは、友達として付き合うって・・急に、どうしたんだ。納得行かないよ！

俺が何をしたよ！　何がいけないんだ！」

「あなたは問題ないの・・私が問題なのよ。」

「何が問題なんだ？」

「私が、あなたにふさわしくないのよ。」

「なんで！なんでそんな事言うの？意味不明だよ。」

「あなたのお母様が私にそうおっしゃたのよ。」

「はああ！！」

「あなたのお母様が私に会いに来られて・・

息子にも我が家にも、あなたは相応しくないから・・あなたの方から身を引いてくれって・・そう言われたのよ。」

「馬鹿な、母がそんなこと言うはずが無いよ。」

「でも、はっきりとそう言われたのよ。」

「でも、母は3年前に病気で死んだんだ・・お前に会いに来るはずが無いだろう。」

「でも、写真で見たお母様だった。あれは確かにあなたのお母様だった。来たのよ・・怖い顔して言ったの。

結婚は絶対させないって・・・」

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