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オレンジ色の夕日に目が眩むから 君の背中で手を握って 秘密のお願い
「この夕日があと5分、続きますように」
でもそんなちっぽけで自分勝手なお願い 届くはずない
わかってるよ わかってたもん
いろいろ言い訳するけど 自分でも知らなくて
ただ君の背中で 泣いてるだけの私を あなたはこんなにも大切にしてくれて
世界が今を 告げてゆく
無慈悲で残酷に でも優しくあたたかく
何とか前を見ようとするけれど それさえも 君には叶わない
太陽の光に あっという間に崩される
私の勇気なんてそれっぽっち 小さな 瞬きもしない星
あたたかな光に呑まれて 抜け出せない
夢を信じて ただ光ろうとする
たったそれだけの星であろうとする何か
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