茶封筒！

その中身は？

どうも、変なモノしか想像がつかない。

例えば、指とか？

ああ、いかんいかん！
それは、ちょっとアレなモノだ。

刃物ではないだろう。
何かのマジナイがかかれたもの？

魔法陣？

何かの薬の調合法？

でも、モノのような気も？
きも・・そうか、何かのキモ、あん肝とか？
肝の乾燥したモノとか、ヤバいわ！

それを湯に浸けて、何かのエキスが出て来て、その上澄みにカエルの涙を垂らし、それからアオダイショウの舌を引っこ抜いて、それを絞って出てきた汁を加えて、最後に抹茶を足して飲む！

すると、あら不思議、その女の髪の毛はふさふさと増毛し、艶々の毛となり、肌も白く艶々となって、年齢が１６歳くらいに若返った感じで、口から出る言葉も、張りのある若く鈴の音のような声に変わった！

つまりはなんと、その茶封筒には、若返りの薬の調合方法と何かのキモが入っていたのだった。

翌日、その女は、うろん堂に、高校生の時に来ていたセーラ―服を、スカート短めで履いて来たのだった。

「チョリース！おかみさん、マジ感謝！これを飲んだら、来たこれって感じで、気分アゲぽよ！もう、これ、アリエンティーだよ！最初、イミフだったけど～、わたし～、なんか神っちゃって～、ゲロキモかったけど～、ゲロエモくなったよ～！これで、彼ぴっぴできちゃう！マジ、おかみさん、ラブタン！！」

これにて、一件落着！！