「俺が浮気するはず無いじゃん。こんな可愛い彼女いるのに」

妹の前で褒められると何だか恥ずかしい。　帰りたくなった。

「同じ高校になれて嬉しいよ。君のこと大好きだから」と

素直に言ってみた。彼は赤面して、黙り込んでしまった。

彼は今日、友達と遊ぶ予定があるらしく、出かける予定をしている。

何だかいつもよりおしゃれだ。お洒落なところを見るのは初めてなので

驚いた。彼は「行ってきます！仲良くするんだぞ」と言って家を後にした。

彼がいなくなったので、妹ちゃんに彼の話を伺う事にした。

彼は小学校時代に初恋をした子がいるようで、家も近く、いつも遊んでいたらしい。

中学1年まで仲良しだったらしく、彼の家で二人で泊まったりしていたらしい。

「凄く仲良かったんだね。仲良しの異性か羨ましい」といった。

すると妹は、「お兄ちゃんにとってその人はね‥‥‥‥なの」と

聞くとサーッと汗ばんできて何だか焦りが出てきた。

お洒落をしているのもどうも変だったんだ。1つの点と点が繋がった気がした。

彼を連れ戻さなければならない。そんな気がした

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