なぜか教え子のギャルに迫られてる件

ただの人間(SR)

結婚しよっか♪先生♡

キーンコーンカーンコーン


「今日の授業はここまでみんな気をつけて帰るんだぞ」


俺は工藤明夫くどう あきお今年で27で教師をしている

今俺が担任をしているクラスは明るいやつがとても多い

例えば、あそこでクラスの子たちに囲まれている少女。

彼女は親が金持ちで彼女自身も有名雑誌で表紙を飾るレベルの美貌

の持ち主である新藤萌香しんどう もえか。彼女がいわゆるこのクラスのカーストトップ

であり担任である俺も頭が上がらない存在だ。


「あの〜先生、これ頼まれてたプリントです」

「あ、ありがとう後藤さん」

「いえいえ、クラス委員ですからこれくらい」


彼女は後藤茜ごとう あかねさんこのクラスの委員であり、成績トップの超優等生である。何よりとても可愛い…俺はロリコンではないけど…ないはず。


「ねぇ先生、これ良かったらもらってください」


そう言って彼女が渡してきたのわ小さな袋だった。


「なんだいこれは?」

「家で焼いたクッキーなんです。先生には日頃お世話になっているので」

「おーそれは楽しみだ、後でゆっくり食べさせてもらうよ」

「ふふっ、良かったら感想聞かせてくださいね」


あ〜本当にいい子だな

俺たちが談笑しているのをずっと遠目で見ている視線があることに

この時の俺は気づかなかった


/

「ん〜〜〜、はぁ」


面倒な職員会議を終え忘れ物を取りに教室へ入るとそこには

新藤がいた


「おい、新藤どうして残っているんだ?」


彼女自身とても優秀な生徒だが居残り勉強するタイプではない


「あ、先生お疲れ〜、ちょっと先生に用事があって」


そう言いながら彼女は俺の後ろにあるドアへ向かった

ガチャッ


「なんでドアの鍵を閉めたんだ?」

「う〜ん、先生?いくら私が可愛いくてとっても優秀な教え子だからって

油断しちゃいけないんだよ」

「どういうことだ?」

「先生はね〜優しすぎるんだよ…だから悪い虫がいっぱい寄ってくるんだよ」


その言葉とともに彼女の雰囲気がガラッと変わる


「今日だってそうだよ、あの後藤とかいう女に言い寄られてて

あの時私がどういう気持ちだったかわかる?わからないよねぇ?」

「おい新藤、何が言いたいのかわからないが落ち着け」

「ここまで言ってわからないか〜なら」


彼女はいきなり服を脱ぎ始める


「ちょっおい新藤何してるんだ!」

「ふふっ、慌てちゃって先生ったら可愛い〜」


白いシャツの下には彼女の立派な果実が


「ねえ先生、私ね先生がだ〜い好きなの」


彼女が俺を好き!?


「だけど先生モテちゃうから困るんだよね〜だから既成事実作ろうかなって♪」

「き、既成事実!?」

「あ、先生、想像しちゃった?も〜えっち!そういうところも好きだよ♡」


下着姿のJKにそんなこと言われたら誰だって想像するだろ

彼女は笑いながら近づいてくる


「あ〜先生のここ大きくなってる♡」

「ちょっ近づくなって」


新藤を離そうとすると

「キャッ」「うわっ」

ドンッッ

思いっきり彼女を押し倒してしまった


「おい、新藤、大丈夫か?」


彼女を心配すると

カシャッ


「へ?」

「やりましたお嬢様!」

「よくやった!」


この側から見ると興奮した教師が教え子を襲っているようにしか見えない

この状態を彼女のメイドである風間さんが撮っていた。


「ねぇ先生?この写真を校長や父に見せたらどうなるかわかっていますよね♪」

「おい、新藤俺をどうするつもりだ」


そういうことか、これはハニトラか!

だから彼女はいきなり脱ぎ始め俺に好きなんて言って


「簡単だよ〜、結婚しよ♪先生♡」

「え?」

「もちろんいますぐにとは言わないよ、私が学校を卒業してからでいいよ」

「えっとだな新藤?」

「結婚してからは〜先生には私の専業主夫として家に入ってもらって〜

あ、もし先生が先生を続けたかったらそれでもいいよ」

「もしも〜し新藤?」

「まあ口約束だけじゃ心配だから〜風間」

「はい工藤様、こちらに誓約書が」


風間さんからペンと誓約書を渡された


「じゃあ、先生♡結婚しよっか♪」


俺はこの先どうなるのだろうか

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なぜか教え子のギャルに迫られてる件 ただの人間(SR) @Mttsun

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