君の体とぼくの心臓

めがね餅

第1話 悲劇と奇跡

ピーポーピーポー、そんな音が聞こえて僕は死んだ。

僕は彼女である成原泉と街に出かけた帰りに悲劇は起きた。

なにか音が聞こえる。僕はいつの間にか寝ていた。気がつくと、一人社長室のような場所で椅子に座っていた。整理がつかず僕は異世界転生したのかと思った。誰か、ドアの向こうにいるしかも何か喋ってるそれは年のとった男性の声だった。何を喋っているか気になりドアの方へ寄っていくと突然ドアが開き中に男性が入ってきた。顔を見もせず、僕はその人に、

「ここはどこですか?、なぜ私はこんな場所にいるんですか?」

と聞く。そして男性の顔を見ると、どこかで見たことがあるような顔と服装をした老けた男性だった。男性は小さく、 

「やはり…だったか」

と聞き取れないような声で独り言を言いその後こう答えた。

「ここはご主人様の体内じゃよ、お前さんがここにいるのはそのうちわかるだろう」

僕は疑問が多々残りつつもこう質問した、

「あなたの名前はなんですか?」

男性は、スラっと答えた

「わしはな、全知全脳の神じゃよ普段は脳の方にいる」

「これからよろしくお願いします。」

と僕は挨拶を交わした。

「心、ついて来い」

と言ってゼンちゃんは歩いてった僕は戸惑いながら、

「心、誰ですか?僕の名前は廉ですよ」

と、質問する。ゼンちゃんは「心」ここでのお前の名前じゃよ。これから死ぬまでお前の名前は「心」じゃよ。不満が残りつつ僕はゼンちゃんについてった。僕はこのとき(異世界転生したんだな)と思った僕のご主人様を知るまでは…

つづく.

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君の体とぼくの心臓 めがね餅 @arumazirotempura

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