2世紀の病(アントニヌスの疫病)

 ローマ帝国の最盛期 五賢帝 最後の皇帝マルクス・アウレリウス・アントニウスの時代に流行。東方 パルティアの遠征後 帰還した兵士がローマに持ち込んだとされる。少なくとも350万人が死亡。この病の流行がローマ帝国衰亡の一因と考えられることもある。

 マルクス・アウレリウス・アントニヌスを古代中国の歴史『後漢書』の"大秦王 安敦"とみなす見解もあり、三国志に繋がる後漢末期の混乱をアントニヌスの疫病と関連付ける意見もある。

 学会では、このときの病は天然痘であったと目されている

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