災厄の史

営為つむぐ

ペスト

 ペスト菌による感染症。感染者の皮膚が 内出血により 黒色となるため"黒死病"とも言われる。ネズミ等を宿主とするノミが媒介。ネズミとペストとの関係は、『旧約聖書』の時代から示唆されている。

 19世紀末になって 北里柴三郎がペスト菌を発見。北里柴三郎は 2024年発行予定の新千円札の顔として選ばれている。1905(明治38)年には、伝染病予防法のベスト部分が大々的に改正された。

 新型コロナウィルスが流行した際、フランスの作家 アルベルト・カミュが書いた小説『ペスト』が注目された。


 『ハーメルンのバイオリン弾き』はペストの話だと言われている。『鹿の王』もペストの話だっけか?

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