第2話 序章
チュンチュン…チュンチュン…
「どりゃゃゃゃゃゃゃ!!」
「格闘型水魔法!!ウォーター・ドロップキック!!」
ドンッ!!!!
「い…痛い…」
「アンタが何時までも寝てるから私が起こしてあげたんでしょ?感謝しなさい!!」
「もう少し丁寧に起こしてくれても…」
「はぁ?アンタも私も今日で13歳になったんだよ?しっかりしなさいよ!!だから、村の子供達に女男って言われるんだよ笑」
「…。」
女男…これは僕の身長と顔付きが女ぽっいって理由で村の子供達に呼ばれてるあだ名…
「ほら!!早く準備して誕生日会じゃ無くて13歳の記念祭に行くよ!!」
「わかったから待ってて?」
「もう、早くしてよね!!」
僕の村では13歳になると魔王を撃つべく旅に出る掟?みたいなものがある。
20年程前に伝説の勇者?って人達が魔王を倒したらしいけど今また魔王の脅威が世界を包み込んでいる。
「何時まで準備にかかってるの!!早くして!!!」
「わかったからもう少し待ってて!!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます