1月27日 どういう分野にせよ、…(スティーブン・R・コヴィー)
どういう分野にせよ、十点満点のうち、現在のレベルが二であるとするならば、五のレベルに達するためには、まず三のレベルに近づく必要がある。「千里の道も一歩から」始まり、しかも一歩ずつしか進むことができないのだ。
質問することによって自分の分からないことを示さなければ、学ぶプロセスは始まらない。長期にわたってごまかすことはできない。いずれは化けの皮が剥がされる。自分の無知を認めることが教育の第一歩である。この点についてソローが教えてくれている。
「自分の知識をひけらかしてばかりいたら、成長にとって必要な自らの無知を自覚することなどどうしてできるだろうか」
(中略)
人格や精神の成長に関しては、ごまかしが効くことがあるので成長のレベルを簡単に測ることができない。他人の目を欺こうと格好をつけたり、着飾ったりすることは簡単である。できるふりをすることも可能だろう。自分自身さえも騙せるかもしれない。しかしながら、ほとんどの人は、自分自身の本当の人格のレベルを知っているだろうし、長期的には周囲も必ずその真実を見ぬくだろうと、私は確信している。
『7つの習慣』 スティーブン・R・コヴィー
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