自分の間違った知識を訂正します

2022/04/28に、「人権について考える」を

公開しました。

コメントで、女が三行半で離婚されたと言うけど

実は、縁切り寺というのもあったし

三下半は、離婚証明書みたいなものだった、

ということが載っていました

(参考文献)

https://news.yahoo.co.jp/byline/arakawakazuhisa/20220228-00284211



夫のコメントでは、

むかし、江戸では、男女比が偏っていて

女性の希少価値が高く、

男を追い出す女がおおかった、

ということでした。


縁切り寺というのは知ってましたが、

三下半が離婚証明書みたいなものだった、というのは

初耳で、勉強になりました。

あと、女性の希少価値というのも

面白かったです。


中世ヨーロッパでは、三行半はなかった

というか、離婚そのものができませんでした。

その論拠となったのはイエスが、

結婚したら離婚はダメと言った、とする

聖書の記述に寄ります。


つまり、離婚には宗教的背景があるんですね。

いま、アメリカなどで離婚が出来るのは、

中世末期、主にヨーロッパを中心にはじまった

宗教改革のおかげでして、

離婚できるようにプロテスタントが

解釈を変えたからです。


日本には、そういう縛りはなかったので、

わりと自由だったのかな、と考えを改めました。

仏教で、結婚についてやかましく言っている、という話は

聞いたことがないからです。


人間が始めた宗教ですから、

欠陥もあれば漏れもあるでしょう。

ただ、「これこそが絶対!」といえるのが

「万物は流転する」という教えだけ、という点が

仏教の面白いところだと思います。

つまり、仏教それ自体も、やがて流転するものだ、

と割り切ってるんですね。


反対に、キリスト教は硬化している部分があって、

アメリカの福音主義(西部などに多い)の人などは、

いまだに進化論を信じておらず、

聖書の記述がただしい、絶対的なものだ、と

思っているようです。(嘆かわしい)


そこでふと、思い出したんですが、

いつだったか仏教系の短大に通っていたとき、

学長が自分の宗教の教理に熱狂していました。

正直、目から鱗が落ちるというより

愕然としたものでした。


仏教徒も、いろいろです。

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