洗濯機騒動

わたしらがコロナで倒れる前日。

前兆もなかったので、電機屋に行きました。

洗濯機を買うためです。

義母が洗濯を担当していますが

干す手間が負担になってきて、

辛いと言い出したのがきっかけでした。


いろんな洗濯機がありますが

洗濯&乾燥がセットになっている

ドラム式がいいだろう、と

夫がネットで調べましたが

アフターサービスを考えて

店舗からの購入に。


すぐとなりがショッピングモールなんです。

でも、お買い物は電機店だけ。

洗濯機って、高いもの。


一番奥のコーナーに置かれた洗濯機は

シャープの最新型。

洗濯物を投入しておけば

洗剤も、柔軟剤も

自動で入るすぐれもの。

ただし、ちゃんと設定しないと

なんにも入れずに洗っちゃうという事態になる。


しばらく、そのシャープの最新型の

説明を聞いていました。

下取りもしてくれるというし

なにしろ、洗濯から乾燥まで

自動なのが義母には感激モノでした。

今までずーっと

部屋干しだったからね。


部屋干しは

もう、体力的にムリだし

部屋中がカビだらけになっちゃってると

義母は憂鬱そう。


わたしは、知らん顔していました。

洗濯は、義母の仕事だもん(笑)

そして夫の説明を聞いた義母は、

朝5時に起きて

いちばんに仕事をする。

わたしは朝9時まで爆睡……。

こんな嫁でいいのだろうか……(ダメダメ)


最新式の洗濯機。

今日まで義母は、

洗濯機の操作を間違えて

洗剤も、柔軟剤も入れずに洗濯したり

下着が湿ったままだったりしていましたが

なんとか、慣れてきたようです。

81歳のおばーちゃんでも

使える洗濯機でよかったです。


来月あたりになったら、義母は心臓の手術があるはず。

わたしが洗濯当番になります。

「だいじょうぶ、おれが操作の方法を知っている。

だから洗濯当番はおれになるぞ」

夫の頼もしい言葉。


「だから、キミは洗濯物をたたむ係ね」

 夫が、ニコニコ笑って言います。

 うーん。

 たたむのって、キレイに出来ないのよ……。


 洗濯物をたたむロボットが欲しい。

そういうロボットは高いだろうなあ。

家事をちゃんとしよう。


そして再び、朝9時まで爆睡するわたしであった……(こら~)!

 

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