約10万文字、一般的な単行本1冊ぶんに収められた物語です。作者様にとって本作が処女作であるとのことですが、短いながらもキチンと物語を完結させた、という点に好感を持ちました。内容も手堅く纏まっているので、ある程度時間のある時に一気読みするのがお勧めです。最後に面白いしかけもございますので、土日や三連休などのお供にいかがでしょうか?