116 教訓
こんにちは。
先に言っておきますが、今日は100%どうでもいいグチです。
しまった。大失敗です。昨日言っていたコートの件ですが。
既存のサイズは9号と13号なのですが……だいたい13号が売れるんです。でも体の小さい方用に9号を作っているのですが、今回も13号だと思っていたら、11号を注文されていたんです……
詰みましたよね、完全に。
相談されている文章をちゃんと読んでいなかった私が悪いのですが、既存のサイズの範囲で言ってくると思っていたので……。そして、続けてオーダー文には丈を長くしてほしいと続いていてあったので、そちらに注目をしてしまっていたんです。
丈を長くするって、言葉にするのは簡単なんですよ。でも、いざ作るとなると、型紙を作らないといびつになるかもしれない。けっこう面倒な作業なのです。
でも丈だけなら、コートのスカート部分だけを型紙を新調すればいいか……と思っていたのですが、実際はサイズ違いになるので、全てのパーツを作り直しです。
どんなに嘆いてももう受けてしまっているから、渋々まっさらなハトロン紙を出してきて書きましたよ。しかも紙一枚にスカート一枚しか入らない位たっぷりフレアのコートだから、何枚も使って……。
洋服を作る時の一番の難所は、大きな生地や紙を広げることができる平らな場所があるかどうかという点なんです。
これがクリア出来ないと、想像以上のストレスが。
できれば床では無く大きな作業台が欲しい。床だと長時間腰に負担をかけることになるので、すぐに腰が悲鳴を上げます。疲労度もパない。でもそんな作業台、普通の家庭にあるはずないですよね……。もちろん私も持っていません。卓球台位の大きさは欲しいのです。
普段私は和裁用の細長い「くけ台」を広げて、何とか平らな場所でする作業を行っています。(反物は生地が細長いので台も長細いのです)しかしパターンを引くのは、そんな細長い場所では無理。
カーペットを除けて、場所を作るという根本的な作業から開始ですよ……。
一応何とか、今日の作業でパターンは作りましたが、こんなはずじゃなかった……。もうヤケクソでコートをめくったところの「返し」の幅を広くしたり、背中の返しはバイアスで生地を裁断してやりました。
言っていた金額じゃ釣り合わない作業量……。
最初にちゃんと読めって話ですよね……。ほんと、それに尽きます。私がアホでした。
教訓「指示書は一言一句とり溢さないように読め」です。
はぁ。
そしてここからが問題で。
パターンを作ったけれど、私は長年趣味で色々作ってはいるものの素人。パターンを用意するのも得意じゃないので、組み上げてみないと正しいかどうか不安があるのです。
通常はサンプルという自分用を一度作ってから、本番を作るのですが……だから、なかなか商品になるようなものは出来ないのです。重い腰が上がらないというか(汗)
棚に並べられる一着作るのに、最低別に一着は作っている。何着も作るのなんてザラ。
ハンドメイドが高額になって当然ですよね……。トライ&エラーの材料費と時間と技術が一着に突ぎこまれているのですから。
今回は……もうこのまま作り始めてしまいますが。多分、大丈夫でしょう……(心配)
明日は床で表地の裁断と印付けをしますが、このパターンと長時間格闘した腰で明日乗り切れるか……そうご期待!(泣)
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