茶うさぎから白うさぎへの手紙 2022

71 ヒヤシンスが咲くまで

　こんにちは。

　そろそろ、チョコレートを冷蔵庫にしまわないといけないなぁと思う今日この頃。

　でもチョコレートの美味しい食べ方って、常温の物を食べる事だからなかなか重い腰が上がらないで、そのままです。

　今日もけっこう暖かかったですね～。卒業式のニュースも結構聞えてきたりして。もう春なんだな、と改めて実感してしまうような日でした。

　先日、これまた重い腰を上げて買い出しに行ってきたのですが、材料やら色々と。

　ついでに欲しい音楽雑誌があって、メジャーな音楽雑誌だから当たり前に置いて有ると思って、まぁまぁ大きめの本屋に行ったのですが……無かった。

　というか、音楽雑誌コーナーに置いてある殆どの雑誌が韓国の男性アイドルグループの専門誌だった。

　言い過ぎでは無く、本当に殆ど。ちょろっと申し訳ない程度に数冊48系の本があった。

　いやね、好きな人はそれでいいのだけど。だけれど、それ以外が好きな人もいるでしょ？と。需要が高いなら、そのアイドルグループのコーナーを作って、音楽雑誌コーナーを別に作ってくださいという話です。

　確かに今はネットで注文してしまう流れが主流なんでしょう。その中にあって、幅広く高年齢層も取り込んでいる（と予測される）そのアイドルは店頭で買う人もまだ目立つので店頭に並べているのかもしれません。

　そのアイドルグループではないけれど、昔、私の知り合いが同じ系統のアイドルのライブ終わりの一団と新幹線が一緒になったらしいのですが、高年齢層のおばさま達が大量に大阪で降りて言葉を失ったという話をしてくれた事があって。その流れなのかなぁと先入観で想像してしまっているのだけれど。

　日本で一番外国人が住んでいる都道府県は大阪と聞いたし。今はどうか知らないですが。（私は別にアンチでは無いです）

　いや、そんな事を言いたいのではなく。

　悪循環だなぁと。

　店頭に並んでないから外国資本の会社で通販してしまう

　↓

　それが習慣になって店頭では買わなくなる

　↓

　売り上げランキング上位の書籍なのに、店頭で売れないから店頭に置かなくなる

　↓

　足を運ぶ人が、より少なくなり書店が潰れていく

　全国でこういうことが起こっているんだなぁと。

　だって本当にメジャーな雑誌だったから。それすらも無いの？と。

　ゼロにはならないでしょうが紙媒体自体が危うい昨今。書店……いや、それでけじゃなくてオワコンだと烙印を押されそうな分野をどうやって元気にするのか、まだ必要だと思っている人たちはもっと積極的に考えないといけないです。

　その日に買ってきたヒヤシンスがそろそろ花が咲きそうなので、それを見るたびにこの書店雑誌問題を思い出してしまうんですよ……

　せっかく綺麗に咲いてくれそうなのに不雑な胸の中。

　ヒヤシンス、いい香りがするんです。

　咲くのはとても楽しみなんですけどね～

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　ネット通販しない層は、年齢が高い層もそうだけど、若年層もですね。ほんと、ファン層が広いんだと思う。