54 キャラクター
こんにちは。
最近、ずっとエロをどう書いたら作品になるかという事ばかり考えていたので、今日はやっとそれに解放されています。
今日はとりあえず脳を休めるのに物語は書かないぞーっと決め込んでお気に入りのアニメの映画を見ていました。
いやー……やっぱり天才だわ。天才の作った原作を天才がアニメにして、天才が声を吹き込んでる。しかも天才的キャスティング。
何回見てもすごい。大好き。……でも二次創作をしようとは思わないんですよね、
そこが不思議。
私が去年末から二次創作をしている作品は、たまたまアニメを一気見して、その後無料で読めるし原作を読んでみるか、と読み始めて制覇して速攻二次創作を書いていた。
この違いは何なんだろうなぁと時々思う。
浴びるように人が作ったお話を浴びたい作品と、自分が作りたいと思う作品の違い。それもあるし、単純に自分では作れないという事もある。
「作れない」にもベクトルが色々あるだろうな。
神々の造りし話だと思って作ることが恐れ多かったり、キャラクターを動かすのに自分とかけ離れすぎて動かしにくい、理想を盛り込み過ぎて違うキャラになってしまうから自分で許せない……など?
私が二次創作していた原作界隈は、なんだか沼にはまってから死ぬんじゃないか?と思うくらいのペースでお話を生産している人が多いようで、しかも始めるのが私と同じように、沼にはまってから速攻創作を始めているケースが多いようです。
それを分析すると、すぐに創作したくなるような(愛される)、かつ、どういうポイントを押さえたらそのキャラクターらしく書けるかが分かりやすく(特徴が分かりやすい)、かつ、簡単に行動パターンが想像しやすい(キャラクターの掘り下げを読者に伝えきれている)という事。
長い時間をかけて原作に愛情をもって読み込んだり、キャラの歴史を同じように長い時間過ごさなくても、瞬時にそれが出来るってすごくないですか?
ヒットするかどうかというのは、良いキャラクターを作ったらほぼそれは叶うというけれど、本当にその通りだなぁと。
認識されやすく、愛されるキャラクター。しかもギャップや共感できる部分を持っている。その上、完璧じゃなくて隙がある。……そんなの作り出してみたいですね……。
確かに、作るべきはストーリーよりもキャラクターかもしれません。
二次創作で作者以外が動かしやすいキャラクターって、ヒットの条件かもしれないです。
動かせる事と動かしてみたくなる事って、面白いお話になる条件がそろっているという事なのだと、頭でわかっていたことがやっと心に落ちた気がします。
ストーリーは大切ですが……そもそもが面白いキャラクターを動かしている二次創作は、ストーリーがガバガバでも面白いもんなぁ。(しっかりしている作品も多いですよ。というか二次創作と言うのは断片的なものが主流ですし)
ほんと、なんだか色々自信が無くなりますねぇ……
面白いお話、書きたいなぁ。
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