第10話~ネタ装備は俺にとっては環境ぶっ壊れ装備になる~
「『生気の転暴魔』はどこかな~。あった!・・・」
俺は骨が大量にあるアイテムボックスから取り出した。
「見た目は・・・は?猫耳?と尻尾?」
出てきたものは俺のアバターと同じ色、銀色の猫耳と尻尾だった。名前が『生気の転暴魔』って言うヤバめの名前しているのに、まさかの猫なりきりセットとか意味が分からん。
「せ、性能はどうなんだ」
こんな物、着たくも無いが性能が良ければ話は変わってくる。
[装備;アクセサリー]生気の転暴魔 レア度;SS 品質;極
効果;HPを強制的に10にする。そして、自分に与えられるダメージを強制的に1にする。代わりに、MPを10倍にする。
「??????!!!!!!え、え、え、え、MPじゅ、じゅ、10倍!!!!!」
え、ことは、今の俺のMPは約4000あるから、・・・・・・・4万!!!!!
これMP減らなくね?『MP行動爆増・増』の効果でMP消費75%カットだし、自然回復も7.5%だから、・・・一分間に3000も回復する。ダメじゃん。俺無限に撃てるよ?
「・・・・・・・ちょっと待って、全てのダメージを1にしたら・・・・・あ、」
これ普通の人が貰ったら、HPが10になるから9回までならどうな攻撃でも耐ええるよ、になるけど、俺が貰ったら『MP行動爆増・増』の効果で俺が今まで使った分のMPが0になる攻撃よりも多ければ、1で耐えれる効果があるけど、全部の攻撃が1になると・・・・・・・・・
「今のストック分は!!??」
『MP行動爆増・増』・・・・・・・(現在の消費MP;26040)
俺、どんな攻撃も約2万6000回までなら耐えれるようになってしまった。『生気の転暴魔』と『MP行動爆増・増』は混ぜるな危険!だったか。
「ぶっ壊れ装備、だが・・・だが!見た目が!見た目さえよければ今すぐにでも装備するのに!」
俺はこんななりをしてるが男だ。男でこの装備を着ると何か失う気がする。
「くそ!どうすればいいんだーーーーーー!!」
・・・・
「つ、着けてしまった」
十分くらい葛藤していたが効果が良すぎたので着けてしまった。
「くっ、次だ!次!」
次は『悪神魔な乙女シリーズ』をアイテムボックスから取り出す。
「な!ぱ、パーカーだど!!??」
出てきたのは白のパーカーと、ミニスカート、レース付きのニーハイソックスと白のショートブーツだった。
「おい!絶対、運営に猫耳ゴスロリパーカーが好きなやつがいるだろ!!」
俺は男として、絶対にこれを着たらだめだ!!!!着たら男ではいられなくなる!
「こいつの性能は・・・・」
[装備;頭、胴、腕]悪神魔な乙女のパーカー レア度;S 品質;極
効果;筋力を99%ダウン。代わりに、MPを+1000
セットスキル『悪神魔な乙女』
[装備;腰]悪神魔な乙女のミニスカート レア度S 品質;極
効果;防御を99%ダウン。代わりに、MPを+1000
セットスキル『悪神魔な乙女』
[装備;足]悪神魔な乙女のレース付きのニーハイソックスと悪神魔な乙女のショートブーツ レア度;S 品質;極
効果;魔力を99%ダウン。代わりに、MPを+1000
セットスキル『悪神魔な乙女』
『悪神魔な乙女』・・・悪神魔な乙女が付いている装備を3つ着ていると発動する。自分の一つのステータスを自身のMP値の百分の一の値にする。運、俊敏、どちらかを99%ダウンさせる。
「これ、着る人いるのか?MPはバカみたいに上がるがそれ以外が99%ダウンって無理だろ。・・・だけど、俺は既に筋力、防御、魔力は0だから関係ないし、俊敏、運も5しか上げてないかデメリットがほぼ無い・・・あれ、これ着たら最強じゃね?」
だが、これは・・・・・・
ま、いっか!既に猫耳、猫の尻尾つけてるし、もういいや!つけよ。
装備してら俺のステータスがとんでもない事になった。
__________
名前;ベレッタ
レベル;20
ジョブ;ガンナー
HP;10/10
MP;9000/72800
ステータス
筋力;0 防御;0 魔力;0 敏捷;728 運;1(0に近い)
ステータスポイント;0
装備
頭;悪神魔な乙女のパーカー
胴;悪神魔な乙女のパーカー
腕;悪神魔な乙女のパーカー
腰;悪神魔な乙女のミニスカート
足;悪神魔な乙女のレース付きのニーハイソックスと悪神魔な乙女のショートブーツ
アクセサリー1;生気の転暴魔
アクセサリー2;なし
スキル
『反動軽減・極』
エクストラスキル
『MP行動爆増・増』『怨霊変換』
ジョブスキル
『狙い撃ち』 『ヘットショット』 『銃改造』
セットスキル
『悪神魔な乙女』
称号
『射貫く者』
ユニーク称号
『慈悲が無き』『魔力大暴走』
__________
MPが7万を超えた。これ、ずーと撃ってても減らないんじゃね?
それと、『悪神魔な乙女』の効果は敏捷にした。そしたら、728となってしまった。
「これで撃ちながら走る事が出来る!」
今までは敏捷がゴミで小学生が走るスピードしかなかったからな。これで大丈夫だろ。
「よし!やる事終わったし、街に戻ろう!・・・・これ、歩いて戻らないといけない奴か」
俺が呟くとウインドウが出てきた。
__________
始まりの街に転移しますか?
__________
おー、ちゃんとあるじゃん。今日はもう街に戻ってログアウトしよ。
俺はOKを押すと目の前が真っ白になり、街に転移した。
______________________________________
最強猫耳ゴスロリパーカー幼女爆誕!!
次回は掲示板回です
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます