銃が大好きな俺、銀髪幼女としてファンタジーなVRMMOで暴れます。
将
第1話~キャラメイク~
HPとMPはレベルが上がるたびに上昇することにしました。しかし、ステータスポイントを振る事でHP、MPは上がる事は変わりません
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『Free Word Online』 通称『フワオン』。時代が進み、VRが当たり前になった今でも、妄想の物でしかなかったフルダイブVRMMORPG。しかし、それを実現したがこのフワオンである。
自らの身体を動かし、モンスターと戦い、ファンタジーな世界を冒険する。そんなことが出来てしまうゲームなのだから、当然、一万本しかないβテスト版は世界中のゲーマーからの応募が殺到。倍率は驚異の500倍だ。
そしてβテストをやったプレイヤーのゲームの内容や感想が更に人気のなる理由となり、十万しかない製品版を買うために戦争というには生温い予約大戦争が始まった。そして、この俺はその戦争を勝ち抜いた。
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『ようこそ!ここはキャラクター制作空間だよ!』
俺がゲームを始めると目の前に小学生くらいの猫耳娘がいた。
「んっと、君は?」
『私は管理AI四号、ナナミだよ!基本的にプレイヤーキャラの担当しているよ!』
おぉ~、すごいなフワオンのAIは。人間に近い会話が出来ている。これは期待できるゲームだ。
「じゃあナナミ、キャラ制作を頼む。」
『お任せ下さい!では、まずはプレイヤー名を決めてね!』
ナナミが言うと、五十音のキーボードが出てきた。
プレイヤー名、何にするか.....あ、そうだ!
「カタカナで『ベレッタ』で」
『分かりましたー!ベレッタ様ですね!では次は職業と武器、スキルを選んでね!』
ハンドガンの中で一番好きなシリーズを選んだ。
え?ベタだって?うるせー!!すぐに思いついた奴がこれだったんだよ!
そして今度は三つのウィンドウが出てきた。職業の方を見てみるとと『剣士』『魔法使い』など何種類ものジョブがあった。次に武器を見てみると何十種類もあった。
最後にスキル欄を見るが、こちらは何百種類もあった。にしても多すぎだろ!!
だが、俺は既に職業と武器は決まっている。それは.......
「職業は『ガンナー』武器は『魔銃』で」
『了解しました~!では登録しますね!』
職業『ガンナー』は唯一、銃を装備出来る職業で、銃を使いたい俺にとっては必須だ。そして『魔銃』は、本来銃には弾薬が必要だが、弾薬の代わりとしてMP(マジックポイント)を消費して撃つことができる銃だ。しかも、普通の武器とは違って銃は固定ダメージが存在するようだ。
(固定ダメージが10だった場合;10(これは絶対に与える)+(自身の魔力値-相手の防御値)=ダメージ){相手がどれだけ防御値が高くても固定ダメージは絶対に与える}
流石はファンタジー。銃の常識をぶっ壊すことも出来るんだな。
いや、そんなことを考えるよりもスキルをどうするか考えなくては。
そして数十分の思考の末、たどり着いたスキルは
「『体幹上昇』『MP消費軽減』『MP自動回復』でお願いします」
攻撃系スキルはなしだ。何故なら固定ダメージがあるからな!これさえあればごり押しが可能なのだから!スキル『体幹上昇』は銃を撃った際、どうしても反動がある。しかし、このスキルがあれば反動を軽減することができる。あとの二つは魔銃は恐らくMPを大量に消費する武器だ。だからそれを抑えるためのスキルだ。これは強いはず!
「本当に大丈夫ですか?このスキルたちは二度と変える事が出来ませんが」
「あぁ、大丈夫だ」
「分かりました~!では次にステータスポイント100を振ってください」
これは結構重要なものだ。ここは慎重に決めなければ!
・・・
「よし、完成っと」
ついにおれのステータスが完成した。これを見よ!
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名前;ベレッタ
レベル;1
ジョブ;ガンナー
HP;100/100
MP;1000/1000
ステータス
筋力;0 防御;0 魔力;0 敏捷;5 運;5
ステータスポイント;0
装備
頭;なし
胴;なし
腕;なし
腰;なし
足;なし
アクセサリー1;なし
アクセサリー2;なし
__________
(ステータスポイント1に付きHP/MP10上がる。その他のステータスは1上がる)
MPに大量に振ってしまった。素でMP100あったから今回つぎ込んだ90ポイントで合計1000だ。ふっふっふっ、これで大量に撃てる!
あとのステータスは足が速くなれる敏捷と運が上がるように運に振った。
『では最後に、ベレッタ様の見た目を決めたいと思います!精神を考慮してベースは現実の身体となっていますが、ほぼ見た目を変更することが出来ません。どうされますか?』
やっと来た!見た目のキャラメイク!これが俺にとって一番重要やつ!現実の俺は女っぽい見た目しているからな。これで俺も男らしくなるぜ!
『ちなみに、完全ランダムとして私が変更することができます!顔のベースは変わりませんが、運が良ければ俳優レベルのイケメンやモデル体型の美少女にもなれることができます!しかしこれをした場合、二度とキャラメイクをやり直すことが出来ません!』
ほほう、ナナミが決めるのか....面白そうだ!!
どうせ、美少女になる確率なんてたかが知れてる。ならだ、ここは勝負と行こう!
「よし!ナナミ!完全ランダムを頼む!」
『分かりました!!では行きます!!』
ダララララララララララララララ・・・ダン!
『決まりました!!ではFreeWordOnlineをお楽しみください!!』
ナナミが言ったと同時に俺の視界は暗転した。
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