単なる泉 3rd
檸檬 来弥
第1話 土曜日の初詣
明けましておめでとうございます。
昨年はコロナ禍で、異例の一日ずらして2日の初詣だったが、今年は1日に出かけられた。
参道は、午後出向いた事もあり、例年より少しだけ長い列に並ぶ事になった。
今年は、焼きそばや甘酒など、いろいろな屋台が出ていた。いいにおいと湯気を横にすすんでいけた分、多少寒さもやわらいだ気がする。
昨年は神社に向かうまでに犬の散歩の二組に出会い、境内では沢山の猫達が出迎えてくれた。
だが、今年猫は一匹もいない。そのかわり犬の散歩の人が沢山。
10匹、いやもっと出会っている。
リードを外されて自由に動き回る犬や、コスチュームが目立つ犬、種類もさまざまで、こんなに沢山の犬連れの人に、いっぺんに出会う機会はなかなかない。しかも神社ではなおさらだ。
通常、犬はお断りだが、犬も家族の一員として捉えられているのかもしれない。
神社で会う猫は、神の使いであり、縁起がよく歓迎してくれていると聞く。さらに先導されるように歩くなら、神様に導かれている可能性が高いそう。
昨年の初詣は、〔単なる泉 2nd、正月あたりか、日曜日の神社だったか〕にあるように、沢山の猫との遭遇に、おおぉっ、と感動と感謝だったが、今年は猫はどこに?
こんなに沢山の犬がいるんじゃあ、猫は、ひょこひょこ出られたものじゃあないのかも知れない。
年々いろいろな事がかわってきている。
さて、新年において、変化という事に一目おいた今年はどんな年になるのかな。
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